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キルト Kilt

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2008年4月29日(火)
キルト Kilt
アンザックデー ANZAC DAY
プリンセス橋 Princes Bridge
メルボルン Melbourne
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今日のメルボルンは、日中でも12度と真冬を思わせる冷え込みとなりました。各地のスキー場では数十センチの積雪を記録して早くもスキーを楽しめるようになりました。

昨年の今日2007年4月29日(路地裏の屋外バー

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 キルト Kiltは、スカート状の衣装のことです。主には、格子のタータン(tartan)模様が入っています。
英国グレートブリテン島の北部のスコットランド地方の伝統的な衣装です。
スコットランドは、北部のハイランドと南部のローランドに分かれますが、主にハイランド地方の衣装です。ハイランドの中心地は、インバネスです。ローランドの中心地でありスコットランドの中心地は、グラスゴーです。スコット人(Scots)によって統一された為に、スコットランドと呼ばれます。
1707年までは独立した国家であり、それまでは、タータン地のキルトもスコットランドだけの衣装でした。1707年にイングランド王国と合同してグレートブリテン王国となり、キルトもイングランドにも輸入されるようになります。

 キルトは、現在では日常に着られることはほとんどなく、結婚式や正式な儀式、フォーマルな正装として使われています。
パレードの際に、バグパイプバンドや、軍隊でも正装として多く使われています。
キルトは、スコットランド出身者でなくても、国籍、先祖に関係なく着用が出来ます。
キルトと合わせて一般には黒のネクタイが使われます。
キルトの語源は、スコットランドの言語で体に巻きつけるという意味です。歴史上に登場するのは、1500年代にさかのぼります。タータン柄は、紀元前後にローマ人が持ち込んだものと言われています。

  軍隊では、英国陸軍、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカ共和国などの英国連邦(Commonwealth Nations)の軍隊が正装として採用しています。
英国連邦以外でも米国海兵隊(US Marine)、沿岸警備隊(US Coast Guards)などが採用しています。
現在では戦闘時にキルトを着用することはありませんが、1940年までは戦闘の際にも着用されていました。
英国の軍隊は、西洋式の近代的な訓練を受けており、アフリカ、インド、アジア諸国、オーストラリアなどの1800年代の発展途上国では、同じ西洋諸国以外は、まったく適う敵がいない強さでした。
バグパイプバンドと、キルトで正装した大英帝国陸軍は、猛威をふるいました。

 1800年代には勇猛さで世界を震え上がらせたキルトを着用する軍隊。

キルトの歴史

Scottish Tartans Authority

キルトの縫い方

Kilt Day

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