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アザラ Azala 大気 Air |
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１９８４年に、大道芸人（ストリートパフォーマー）であったギー・ラリベルテ（Guy
Laliberte）とダニエル ゴーシェ（Daniel Gauthier）によってカナダ ケベック州モントリオール市で設立された会社だ。ケベック州は、１５３４年にフランスのジャックカルティエが始めて到達し、１６０４年の殖民開始以来、フランスからの移民の場所であり、フランス語を公用語としている。シルクドソレイユがフランス語であるのは、ケベック州に本拠を置くからだ。１９８０年に最初のツアーを始めているが財政難により１９８３年に一度、倒産している。しかしカナダ政府によるジャックカルティエによる発見４５０年祭の行事の一環として救済されている。
１９８４年のシルクドソレイユによるグランドツアー（Grand Tour Cirque Du
Soleil)は、大成功を収めた。その後、カナダの国立サーカス学校(Ecole nationale
de cirque)から人材を入れて、近代的なサーカスを作り上げた。即ち、動物を使わない。ストーリーを持たせたひとつの作品として仕上げる。いくつかの構成チームに分ける。など近代的なサーカス団を作り上げた。ストーリー自体は、シルクドソレイユのオリジナルだが、構成要素は、従来の世界各地の伝統的なサーカスの要素を生かしているのも特徴だ。良く見ていると見たことがある各地のサーカスを取り入れている。
その時々のポップな音楽を導入することや、テンポの速い展開で、お客を飽きさせないことも近代的な素養である。即ち、ハリウッド映画的なスピードとエンターテイメントを徹底して取り入れたことが成功の理由だ。１９８４年には、ひとつのショー、劇団員７３名からスタートして、１９９０年代には、１５のショー、劇団員総数３５００名にまで拡大し、世界最大のサーカスグループとなっている。４０カ国以上で開催されている。米国ラスベガスのショーでは一晩に９０００名の観客を集めている。これは一晩のラスベガス訪問者の５％の数字になる。
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