2010年2月1日(月)
国枝慎吾
祝オーストラリアン・オープン4連覇
オーストラリアオープン
車椅子男子シングルス決勝 Australian Open Tennis メルボルンパーク Melbourne
Park メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
今日のメルボルンは、快晴。気温は28度ほどと過しやすい天気。おだやかな夏の日。
撮影データ
Canon EOS 40D 絞り優先AE AI サーボAF スポット測光 絞りF4.0 1/1600秒 ISO感度
5000 WB太陽光 画質圧縮率 JPEG
レンズ EF70-200mm f/2.8L USM+1.4X
国枝慎吾
車椅子プロテニス選手 ユニクロ所属
オーストラリア・オープン(車椅子部門)
4連覇。
優勝回数 全豪オープン
2007, 2008, 2009,2010
全仏オープン
2007, 2008, 2009
ウィンブルドン
2007, 2008
全米オープン
2006, 2007, 2009
2008年北京パラリンピック男子シングルス金メダル
国枝選手のブログ
テニス365
2010年全豪オープンダブルスでは、シングルスで戦ったステファン・ウデ選手と組んで優勝している。
全豪オープンシングルス決勝 2−1
この試合、フランスのステファン・ウデに先にマッチポイントを取られたが、そこからまさかの大逆転劇を演じた。
国枝選手 インタビュー
(この試合を振り返って)
腕を故障していて、十分な練習が出来なかった。試合前は、ナーバスになった。久しぶりにタフな戦いであった。
(今日の試合を振り返って)
トスが安定しなかった。トスが原因でサーブが十分に打てない。
勝てたのが不思議なくらいサーブが入らなかった。
技術で劣った分を心と日ごろから訓練した体力で補った。自分の場合は、練習に裏打ちされた自信が全て。練習は裏切らないと思っている。サーブ、バックが入らないのは練習が十分に出来なかったから。
試合中に修正しようと思ったが出来なかった。フォアハンドは、及第点であった。
(先にマッチポイントを取られて)
自分が最強のプレーヤーだと言いきかせて、コートに向った。それがフォアハンドの良い球を打てた原因。
ウデ選手は、勝てると思った瞬間にナーバスになる癖があるのを知っていた。それでここでふたつ凌げばなんとかなるとの希望を持っていた。やはりウデ選手は、それまで入っていたサーブが入らなくなった。
その時にしめたと思った。ひじが悪くサーブが入らない状態でなんとか逆転で勝てたのは本当に大きい。
(ひじの状態について)
この6ヶ月ほどひじの痛さと戦ってきた。全豪に来る前日まで行くかどうか迷っていた。
練習をしてもひじが痛くて、20分で練習を止めた事もあった。痛み止めの注射をしてやっともたせている状態だった。
気持ちのアップダウンが大きく、落ちるところまで落ちた。トレーナーにも辛い思いをさせた。優勝の瞬間には、うれしさがこみ上げてきた。
(北京オリンピックで金メダルを取ってから)
北京への4年間は、本当にがんばった。その後プロになってからは、グランドスラムに対して、ひとつひとつにベストを尽くしている。
(全豪オープンについて)
今年、最初のグランドスラムであり、良い結果を残せてうれしい。
(これからの展望は)
まずはひじを直すこと。そして次の全仏オープンに全力でぶつかること。
(応援してくれた日本のファンに) 応援していただいて本当にありがとうございます。おかげ様で全豪オープン4連覇することが出来ました
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