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オーストラリアン・オープン 2011

ノバク・ジョコビッチ Novak Djokovic

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2011年2月26日(土)
ノバク・ジョコビッチ Novak Djokovic
オーストラリアン・オープン
Australian Open Tennis
ロッドレーバー・アリーナ
メルボルン Melbourne
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ノバク・ジョコビッチは、全豪オープンで優勝して、ロジャー・フェデラーに僅差の第三位。ナダル、フェデラーと並んで三強次代になるか。


撮影データ Canon EOS-1D Mark III
マニュアル AIサーボ スポット測光 1/800 絞りF2.8 ISO感度 800 露出補正 ホワイトバランス 色温度 4500K JPG レンズ EF 400mm f/2.8L


 ノバク・ジョコビッチは、セルビア、ベオグラードの出身。1987年5月22日生まれの23歳。現在の世界ランクNo1ラファエル・ナダルより1歳若い。2003年に16歳でプロデビュー。2004年からデビスカップのセルビア代表。2005年からグランドスラムに参戦。2006年のローラン・ギャロス、フレンチ・オープンでベスト8進出。19歳のジョコビッチは、この経験で大きく成長し、世界のトップ選手の仲間入りを果たした。

 
2007年に、ATPツアーで5勝、全米オープンでは、決勝に進出して、ロジャーフェデラーには、敗れたが、世界3位に浮上。

2008年、全豪オープンでは、準決勝でロジャーフェデラーを破ってグランドスラム連続決勝進出記録を10でストップさせ、決勝では、ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)を破って、全豪初優勝と共にグランドスラムの自身初優勝を決めた。
セルビア出身者としては、初のグランドスラム優勝。8月の北京オリンピックでは、セルビア代表として出場し、準決勝でラファエル・ナダルに敗れて銅メダルに終わっている。
全米オープンでは、準決勝でフェデラーを破って決勝に進出するが、ナダルに負けて準優勝に終わった。

2009年は、ほとんど良いところがなく終わっている。
2010年は、準決勝でジョー=ウィルフリード・ツォンガに敗れたが、初のATPツアー世界第二位に浮上。
フェデラーには、何度か勝っているが、ナダルにはどうしても勝てないのがジョコビッチの弱いところであり、また2位に甘んじているところ。ジョコビッチのプレーは、冷静なプレーの中にパワーが光る。しかし同じパワーテニスのナダルの前には勝てなかった。


2011年の全豪では、ナダルがベスト8で同じスペインのデビッド・フェレールに完敗。ジョコビッチは、又もフェデラーに勝って決勝に進出し、決勝ではアンディ・マレーを破って2度目の全豪優勝、グランドスラム優勝を決めた。ナダルと対戦することがなかったのが勝利の原因と云える。
ATP2位ということは、全てのシングルス出場大会で、ATP1位のナダルとは決勝以外で対戦することは無い。ナダルを苦手とするジョコビッチとしては、これは非常に有利と云える。しかしながらグランドスラムで更に優勝を重ねるにはナダルを破るしかないというのも現実。

 現在のATPランキング

1位 ラファエル・ナダル 12、390点
2位 ロジャー・フェデラー 7、965点
3位 ノバク・ジョコビッチ 7、880点

ナダルにはまだだいぶ差があるが、ロジャーフェデラーに85点差と迫っている。2011年には、グランドスラムで、もう1勝して三強時代になることを期待したい。



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