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メルボルンカップ2007トップ

メルボルンカップ Melbourne Cup

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2007年11月6日(火)10:00−15:30
メルボルンカップ Melbourne Cup
フレミントン競馬場 Flemington Racecourse
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map (航空写真)

やっとのことでメルボルンに素晴らしい天候が戻ってきました。気温も25度くらいまであがりメルボルンカップらしい初夏の陽気になりました。薄着のお嬢さんがたも、これならば大丈夫です。夕方にはみなさん日焼けで肌が赤くなっていました。

昨年の今日2006年11月6日(手塚治虫展)

本日撮影したメルボルンカップのオリジナル画像200枚ほどを販売します。メルボルンの最新ファッションが満載です。
売店コーナーを新設しました。

 メインスタンド 
メルボルンカップは、1861年に出走場17頭、優勝賞金170ポンドで始りました。当時のメルボルンは、ゴールドラッシュによって資金が流入し、世界で一番栄えた都市(Marvellous Melbourne)でした。第一回の優勝場は、NSW州から陸路を800kmも走ってきて参加したArcherです。メルボルン市民の多くの人数が集まりました。しかし同年にはバークとウィルス(BurkeとWills)の探検隊の遭難事件がありメルボルンは沈んだ年でもありました。Archerは、翌年も優勝しています。3年目は、Archerの登録が遅れて参加できず、同情した馬主が参加を見送ったために7頭が出走するレースとなりました。

 一般席で楽しむ観客。
2007年のメルボルンカップ(11月5日トップ画像参照)は、3つの持ち手がついた黄金鍍金のカップで$80,000(800万円)の価値があります。芝生席は、この程度のものは自由に持ち込めます。さすがにBBQは出来ませんが、簡単なものならば、見逃してくれるようです。何事にもおおらかなメルボルンです。

レースのゴール地点。
アルコール類の持込は禁止です。
場内でワイン、ビールなどは買うことが出来ます。スパークリングワインが人気でした。
フレミントン競馬場(Flemington Racecourse)は、豪州で最大の競馬場です。最初に競馬が始ったのは、1840年3月です。当時は、まだメルボルンが出来てわずか5年目で、人口が数千人の時代です。英国人は競馬をスポーツのひとつとしてとらえていたのです。

マイヤーデパートのモデルさん。
メルボルンの北部は、西部のウィリアムズタウン、ジーロンを結ぶ拠点であるフッツクレイを中心として羊、牛、馬などの牧畜業が盛んでした。その関係もありMoribyrnong 川に近いこの場所が選ばれました。当初は、王立の競馬場でしたが、1848年にビクトリアターフクラブ(Victoria Turf Club)に貸与され、1864年にビクトリアジョッキークラブと合併してビクトリアレーシングクラブが作られました。

フレミントンの歴史

カメラを向けると直ぐにポーズを取ってくれる乗りがいいメルボルンの女性たちです。

競馬場のコースは、6ハロン(1200m)で構成されており、ストレートシックスとも呼ばれます。 大半の観客は、レースよりもピクニックを楽しんでいます。
第一レース(ヘラルドサン スプリント)が10時20分にスタートしますが、10時前には多くのお客さんが来ています。
フリンダース駅では朝、9時ころから混雑が始ります。どの列車もメルボルンでは滅多にないすし詰め状態です。10分に1本の割合で列車は、出発しますが、1−2本は乗れずにまっていることになります。
サザンクロス駅、ノースメルボルン駅でも停車しますが、満員の為に、乗ることはできません。

 馬券売り場。
競馬場の正規馬券売り場や、TABなどの会社の馬券売り場もありますが、芝生の上での特設馬券売り場がお気軽です。ちょっとした相談にも乗ってくれます。正規馬券売り場では相談は一切できません。

今年から当日販売の入場券は整理の都合上で無くなりました。知らずにフレミントンの駅に来ると、駅の外へは一歩も出られません。

優勝馬 Efficient
昨日までは5番人気でしたが、今日は更に人気は下がっていました。従って単賞の倍率は21倍と高配当がつきました。

メルボルンカップの結果と配当


2着場 Purple Moon
2番人気の馬でしたが、残念ながら最後でEfficientにかわされました。


大半の観客は、レースよりもピクニックを楽しんでいます。
第一レース(ヘラルドサン スプリント)が10時20分にスタートしますが、10時前には多くのお客さんが来ています。
フリンダース駅では朝、9時ころから混雑が始ります。どの列車もメルボルンでは滅多にないすし詰め状態です。10分に1本の割合で列車は、出発しますが、1−2本は乗れずにまっていることになります。
サザンクロス駅、ノースメルボルン駅でも停車しますが、満員の為に、乗ることはできません。
今年から当日販売の入場券は整理の都合上で無くなりました。知らずにフレミントンの駅に来ると、駅の外へは一歩も出られません。

2007年のメルボルンカップのメインスポンサーは、エミレーツ航空(Emirates Airline)です。中近東の産油国アラブ首長国連邦ドバイ(United Arab Emirates)に本拠地を置く航空会社です。エミレーツは、ドバイを経由地点としてヨーロッパ各国と豪州、アジア諸国を結ぶ路線として、現在、カンタス航空の強力なライバルとして浮上しています。上昇する原油価格による莫大な収入をもとに、新鋭の機材を購入して路線拡大を図っています。

やはりマイヤーのモデルさん。
あちこちで人気の的でした。

メルボルンカップに代表されるように莫大な金額を広告宣伝費につぎこんでブランドネームを獲得しています。ドバイ自体が魅力ある観光地に変化してきています。ドバイ経由でのヨーロッパ路線は、メルボルン市民に取って魅力あるものとなっています。航空券の値段がカンタスに比べて安いのも魅力です。カンタスの独占に飽き足らないメルボルン市民の人気を確実に集めつつあります。ドバイのワールドカップ競馬は、賞金総額600万ドル(6億円)とメルボルンカップ500万ドルを上回る規模です。

若いお嬢さんがたも気軽に撮影に応じてポーズを取ってくれます。
あさっては女性ファッションの日であるオークスがこのフレミントン競馬場で開催されます。天気も良くなってきましたので、更に楽しい一週間が続きます。

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