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ビクトリアンダービー Victorian Derby Day |
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ビクトリアンダービーは、メルボルンの重賞レース（Group One)の中でも最も重要なレースのひとつです。サブレッドの３歳場のレースです。芝の２５００ｍでフレミントンレースコースを左回りに走ります。
１９７９年までは、メルボルンの秋（5月−６月）に開催されていましたが、現在ではスプリングレースカーニバルのひとつとして春（１１月）に開催されます。１１月の最初の火曜日にメルボルンカップが開催されますが、ビクトリアンダービーは伝統的にその前週の土曜日と決まっています。出走距離は、昔は１．５マイルでしたが、１９７２年からはメートル法の採用により２４００ｍに変更されました。しかしコースの設計上の関係で、２４００ｍでは馬に無理がかかるので、翌年の１９７３年から２５００ｍに変更されました。
スプリングレースカーニバルは、ファッションに焦点（Fashions on the Field)を当てています。オークスが女性ファッションの日であるのに対して、ダービーは男性ファッションの日です。メルボルン市や、スプリングレーシングカーニバルの関係者の努力もあって近年では女性だけに限らず、ファッショナブルな男性が増えてきています。カーニバル委員会では賞（アワード）を用意して優勝者には賞品を授与します。マスコミでもこの模様をテレビ、新聞などで伝えます。白と黒を基調としてモーニング着用が伝統ですが、そこはおおらかなメルボルンのこと、かなり自由です。
ビクトリアダービーは、１８５５年に始っています。メルボルン植民地が成立したわずか４年後です。ゴールドラッシュにより成金がメルボルンに激増したのが開催の背景にあります。
ダービー（The Derby Stakes, The Epsom Derby)は、もとはイギリスのクラシック三冠レースの第二戦から来ています。Derby（は、イギリスの貴族ダービー卿（Epsom
Derby)の名前に由来しています。エプソムダービーは、現在でも英国のロンドンから南３０ｋｍの地点にあるエプソムの街にあるエプソム競馬場で開催されています。３冠クラシックの中で、ダービー及びオークスがエプソム競馬場（Epsom
Race Course)で開催され、英国のクラシック競馬ファンであれば知らぬものはいない有名競馬場です。
世界の各地にダービー競馬があるが、世界的に有名であるのは、アメリカ ケンタッキー州（Kentucky)
ルイビル（Luisville)で毎年５月の最初の土曜日に行われるケンタッキーダービー（Kentucky
Derby)である。
世界の主なダービー
ダービー卿は、英国の爵位であり、１４８５年にトーマススタンリー（Thomas
Stanly)がばら戦争（１４５５年−１４８５年）の功績で受爵して依頼、現在の１９代までスタンリー家が保有している。
メルボルンカップ、オークスも同様ですが、入場券（General Admission)を持っていないとフレミントン競馬場駅から外へ出ることは出来ません。