シティ案内

今日の一枚へ

ヤラ川 @

ヤラ川と橋

スワン通り橋 Swan Street Bridge

メルボルン百景トップ

 

2016年9月22日(木)
スワン通り橋 Swan Street Bridge
ヤラ川 Yarra River
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

メルボルンの中心的な橋、プリンセス橋から上流側へ最初の橋がスワン橋である。全豪オープン会場のロッドレーバーアリーナの目の前にあり、南側はキングスドメイン公園が美しく広がっている。上流側にはモレル橋、ホドル橋、チャーチ橋がある。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先優先AE 評価測光 絞り 10.0 1/100秒 ISO感度100 露出補正 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 2016年1月17日 16:11
撮影:板屋雅博


 スワン通りはメルボルン近郊の主要な道路のひとつであり、リッチモンド、クレモーン、バーンリーの各サバーブを結んでいる。パントロードとスワン通り橋の先のアレクサンダーアベニューの間は、オリンピックブールバードと呼ばれており、もはやスワン通りではない。
スワン通りの名称は、スワン通りとチャーチ通りの交差点にあり1852年に建築されたホワイトスワンホテルに由来する。




 パントロードとスワン通り橋の先のアレクサンダーアベニューの間は、2006年11月にオリンピックブールバードと改名されたが、これは1956年のメルボルンオリンピックを記念したものである。
スワン通り橋は、既にこの区間はスワン通りではないが、名前には変更はない。




 歴史的な名橋であるスワン通り橋は最も交通量の多い橋として長年メルボルンに貢献してきたが、やっと改修計画が本格化してきた。
メルボルンのヤラパークのスポーツ地区とリッチモンドの繁華街を結ぶ重要な道路としてスワン通り橋は1952年にオープンした。メルボルンの沈泥土壌の為に南側(キングスドメイン公園側)にズレが生じてきた。改修計画は橋の土壌基盤への据え付け、南側の橋へのアプローチ土台スラブの交換、拡張ジョイントの交換などが含まれる。景観の芸術性や保護壁なども向上される予定だ。

一日の交通量は35,000台に達しており、橋の改修作業は交通量に影響を及ぼす。24時間体制で工事を進め、出来るだけ早急に完了させることが求められる。

Cut & Fill 社

 スワン通り橋はメルボルンのスポーツ&エンターテイメント地区へのゲイトウェイである。ロイヤルボタニカルガーデン公園、シドニーマイヤー音楽堂、戦争慰霊神殿、ロッドレーバーアリーナ、AAMIパーク競技場、ハイセンスアリーナ、MCGなどが含まれる。一般広聴を行われて、2016年6月22日に締め切られた。
ビクトリア州政府はスワン通り橋の改修に3千万ドルを投資します。通行レーンをひとつ増やし、自転車用の区分された通行路を各方向に確保し、両側に歩行者用通路を確保する。
改修は2017年後半には完成予定であり、交通混雑を緩和し、安全性を改善する。

ビクトリア州政府

 1920年代に自動車が急速に普及し、ヤラ川にかかる橋への大きなインパクトを与えるようになった。当時、政府に管掌する機関がなかったので地方道路公団(CRB)が設置された。第二次大戦中は、ビクトリアの全ての橋の建設は凍結されたが、1946年の戦後すぐに建築は再開された。戦後は物資や請負業者、熟練工などが不足し、多くの工事の遅れが発生した。ヤラ川にかかるスワン通り橋は、1948年から5年かかって1952年に完成した。

eMelbourne

 スワン通りは、1837年のメルボルン初めての政府による土地売り出しの際に、道路としてデザインされた。スワン通りは、当初は、サーベイパドック(Survey Paddock)で終点とされたが、1874年頃にヤラ川まで延長された。スワン通りに沿った土地は1853年に分割されチャーチ通りとの交差点付近にはいくつかのお店がオープンしている。

ヤラ市



このページのトップに戻る

inserted by FC2 system