2006年9月2日(日)へ
13時30分
モレル橋 Morell Bridge
ヤラ川 Yarra river
多少曇がありましたが、穏やかな春の日曜日です。ヤラ川に沿って遊歩道がありますが、散歩をかねてモレル橋まで来ました。
家族連れがランチを楽しんでいました。
ちょうど小型の遊覧船がシティ方面からやってきました。
このシーンから始まるイタリア移民の歴史をたどる映画がスタートしそうです。
シャンペンを持つおじさんがいいですね。
ワインを楽しむ家族のそばでは、子供たちと犬が走り回っています。
川辺へ行ったり斜面を転んだり、遊びの相手はメルボルンの自然です。
モレル橋の正式名称です。
The Monier arch bridge at Anderson Street, Melbourne (Morell Bridge)
Web
1898年ー99年に建設されました。
現在は歩道橋です。
メルボルンの歴史を感じさせます。
アンダーソン橋(Anderson Bridge)、Botanical Bridgeとも言います。
モレル橋のたもとでくつろぐ青年たち。
写真を撮っていると、真ん中のお姉さんが手を振ってくれました。
モレル橋のランプ台も時代を感じさせます。
モレル橋南詰めで犬を連れて散歩するふたり。
モレル橋の北側には、公園があるだけです。
従って手前側(南側)のサウスヤラに住む住人でしょう。ここから斜面になっていますが、この北側の斜面(南半球では北側に太陽が当る。)
メルボルンで一番の高級住宅街です。
あんまりお金持ちには見えませんが。
豪州は相続税、固定資産税がありませんので、親から引き継いだ豪邸は、苦もなく維持できます。
モレル橋北詰めでサイクリングをする家族
土手の直ぐ向こう側は、『Yarra Park』、『オリンピックパーク』、『メルボルンパーク』と公園が3つ続いてます。
メルボルン都心部が遠くに見えます。
正面と右手の白い建物は、『Rod Laver Arena』と『VodafoneArena 』です。
テニスの世界4大大会のひとつ『豪州オープン』が毎年1月に開かれます。
2006年大会
タンデム自転車に乗る親子
日本では法律で禁止されているでしょうか見かけることはほとんどありません。
メルボルンでは良く見かけます。
普通の自転車に金具で取り付ける構造になってます。
子供用にもペダルが付いています。
メルボルンではヘルメット着用が義務付けられています。
ヤラ川沿いの遊歩道をヘルメットをかぶらずに走っていたところ向こうから来たバイクのおにいさんに『ヘルメットをかぶろう』と言って行きました。結構、ルールにうるさいのがメルボルンっ子の玉にキズです。
ホドル橋(Hoddle Bridge)
モレル橋から西側を見て。
ホドル橋から北側をホドル通り(Hoddle Street)、南側をパント通り(Punt Street)と言います。同じ通りなんですが、名前が変わります。
北へ行けばリッチモンド(Richmond)、南へ行けばサウスヤラ(South Yarra)です。
ホドル橋の更に上流側にチャーチ橋(Church Bridge)があり、チャーチ通りとチャペル通りがふたつの地区をつないでいます。
近くなんですが、街の性格がまったく違います。
右手に見える森の中の屋敷群がサウスヤラです。メルボルンきっての高級住宅街です。
ヤラ川沿いのバーベキューコーナーでBBQを楽しむ仲間達。ヤラ川沿いには、BBQ設備がところどころに設置してあります。モレル橋のたもとには4基あります。
ボタンを押すだけで、上部の鉄板が加熱されます。誰でも簡単にBBQを楽しむことができます。まったくの無料です。市内のいたるところに設置してありますので、これほど素晴らしい場所でも、まだ空きがありました。
メルボルンの人々を幸せと呼ばずして、誰を幸せと呼べるのでしょうか。世界で最も幸せな人々だと思います。
右側は、広大な王立ボタニックガーデン(Royal Botanic Garden)です。
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