フィッツロイガーデンの名前は、サバーブのフィッツロイと共に、NSW(New
South Wales)植民地第十代総督チャールズフィッツロイSir Charles Fitzroyに由来します。フィッツロイ家は、英国の貴族である侯爵(Duke)の家柄で、代々のフィッツロイ家は、英国の首相や主要な政治家を排出した名門です。
チャールズフィッツロイは、1796年に生まれ16歳で陸軍に入隊し、19歳の時にナポレオンボナパルトの軍隊とワーテルロー(Waterloo)で戦って負傷しています。29歳で陸軍中佐に昇進し、南アケープタウン植民地の副司令官に昇進しました。1845年、49歳の時にオーストラリアNSW州第十代総督に昇進してシドニーに赴任しています。