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2018年12月16日(日)
ナイアガラレーン倉庫群 
Niagara Lane Warehouses
ナイアガラレーン Niagara Lane
メルボルン Melbourne
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ナイアガラレーン倉庫群は、エリザベス通りの倉庫業者ヘンリー・マークスが事業拡大の為に作った倉庫である。設計は、デラシー・エバンズ。アメリカ製ホイストクレーンを設置し、1階の床レベルを1mほど挙げて、商品の入荷出荷を用意にするなど数々の設計が施されている。

撮影データ Canon EOS 5D シャッター速度優先AE 評価測光 絞りF7.1 1/80秒 ISO感度 100 露出補正-2/3 オートJPG レンズ EF 24-70 mm f/2.8L USM  2017年1月3日16:31 板屋雅博撮影


  ナイアガラレーンは、ロンズデール通りとリトルバーグ通りの間にあり南北方向にある小道である。ナイアガラの名前は、1900年代初頭にあったナイアガラビル(Niagara buildings)という倉庫・店舗による。ナイアガラビルは、馬と馬車の時代からプーリーやフックなどの倉庫貯蔵システムに使用する部品類、小物類の倉庫兼販売店であった。 ナイアガラレーンには第一次大戦前の建物が並んでいる。ブルーストーンの石材で舗装されており、歩行者と小型車のみが入れる狭い小道である。ロンズデール通り側の西の端には、ナイアガラホテルがある。1870年代に作られたファサードは、1920年代に手を加えられている。

 2階建てで全く同じ4つ倉庫は、1887年に建築された。施主は、ヘンリー・マークス(Henry Marks)、設計は、ジョージ・エバンズ(George De Lacy Evans)、建築請負は、ダニエル・シンクレア(Daniel Sinclai)である。この倉庫は、レンガ耐力壁工法で作られている。ノースコットとプレストン産の白色レンガが帯状部分やアーチの部分に使用されている。オアマル( Oamaru)産のクリーム色の石材がニューポート産のブルーストーンの土台の上に化粧材として使われている。1階のメインファサードの開口部には、部分アーチが使用されているが、2階部分には丸いアーチ屋根部分は、欄干を持つ切り妻でクイーンアン様式の特徴を備えている。内部のフロアは、タスマニア産のユーカリ材を使用している。天井は、木製板材が張られており、床から天井までの高さは、7mもある。


 建物上部にはアメリカ製大型バレル(120リッター)ホイスト式クレーンが現存している。このバレルホイストは、他に現存がほとんどなく貴重なものである。一番低いフロアは半地下、1階部分は1mほど地上より高くなっている。これは荷台車が到着した際に、1階部分に荷物が水平に動かして、荷受出来る為である。 かつてこのような倉庫ウェアハウスはメルボルンにはたくさんあったが現存は少ない。倉庫にはロマネスク様式で設計されることが多いが、この建物ではクイーンアン様式とロマネスク様式が使われている。ファサードは、多色レンガを多用するなど、詳細に渡り複雑な装飾が施されており、本来は殺風景で機能性だけの倉庫の外観を一変させている。施主のヘンリー・マークス(Henry Marks)は、家具用倉庫業者でエリザベス通り186-188番地に本社を置いていた。マークスは、事業拡大の為に新たな倉庫が必要になりナイアガラレーンに新設倉庫を建設した。


  アメリカ製大型バレル(120リッター)ホイスト式クレーン

アレクサンダー・サザーランド(Alexander Sutherland)の著書「ビクトリアとメトロポリス(Victoria and its Metropolis)1888年」には、ナイアガラレーン倉庫群を建築家デラシー・エバンズの第一の作品述べている。
入り口の高いレベルは、商品の入荷や出荷の作業を楽にするための設計である。



VHD

 wikipedia

 ナイアガラレーン Niagara Lane
住所:at 23-31 Niagara Lane
建築年:1887年
建築様式:クイーンアン
建築時代:ビクトリアン
設計:ジョージデラシー・エバンズ(George De Lacy Evans)
施主:ヘンリー・マークス(Henry Marks)
建築請負:ダニエル・シンクレア(Daniel Sinclai)
2階建で同じ4つの建物
レンガ耐力壁工法
ノースコットとプレストン産白色レンガが
アマル( Oamaru)産のクリーム色の石材が
ニューポート産のブルーストーン

load-bearing wall 耐力壁

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