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州議事堂公園のジャカランダ

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2010年12月30日(木)
咲き誇るジャカランダ Jacaranda
州議事堂公園 Parliament House Gardens
ニコルソン通り Nicholson Street
イーストメルボルン East Melbourne
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

メルボルンの初夏12月の花は、ジャカランダ。市内の至る所で紫色のジャカランダが咲いているのを見ることができる。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 絞りF2.8  1/800秒 ISO感度 100 露出補正 AWB JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM

 正面左側は、イーストメルボルンのセントパトリック大聖堂。
州議事堂公園 Parliament House Gardensは、州議事堂パーラメントの左隣でプリンセス劇場の正面に位置する。州議事堂と州議事堂公園は、正確にはCBDではなくイーストメルボルンに属していている。州議事堂公園は、ニコルソン通りとアルバート通りに面していて、三角形の形をしている。
大きな公園ではないが、州議事堂の管理下にあり、たいへん手入れが行きとどいており、四季にいろんな花が咲いてこの界隈のオフィスや州議事堂に勤務する人々で昼時は賑わう。
 
正面は、プリンセス劇場。
州議事堂公園は、ビクトリア植民地議会が初めて開かれた1856年にオープンした。
当時のロイヤル・ボタニック・ガーデンズのウィリアム・ギルフォイル園長が設計と見られるが、当時の設計図などは残っていない。ロイヤル・ボタニック・ガーデンズの基本設計と似通っている点、植物相の類似、芝生の使用法などの点でウィリアム・ギルフォイルのデザインと思われる。また州議事堂関係の古文書にウィリアム・ギルフォイルの名前が度々引用されるなどの点で間違いないと推測される。と現在の州議事堂公園の園芸責任者ポール・ギャラガー氏は述べている。
150年記念の2006年に、一般に開放されるようになった。


この公園設立の目的は、州議事堂の議員などのメンバー用の公園であった。ローン・ボーリング、テニスコート、着替え場所などがあり、パビリオンなども併設されていた。メンバーは会合場所、資料を読んだり、リラックス、散歩などの目的で使用した。公園は、州議事堂をはじめ、多くの1800年代の建物に囲まれていて、当時の雰囲気を味わうことが出来る。
現在の公園は、設立当時とは違い、多くの高層ビルに囲まれている為に、設立当時とは違う植物をある程度、植える必要があるが、それ以外は、出来る限り設立当時の植物相を維持するように努めている。

 州議事堂公園を代表する植物
フェデラル・オークFederal Oak、1890年にヘンリー・パークス卿が植え、豪州連邦政府設立運動開始を記念したもの。
Wigandia、 Euphorbia、Lily Pilly、Magnolia、Yuccas, Agaves, Melianthus,

州議事堂公園の中央にモダンな噴水があるが、これはスーパーマーケットのコールズを設立したサー・ジョージ・コールズを記念したもの。


 ジャカランダの原産は、南米。ブラジルの南部、パラナ川周辺と言われてる。華麗な薄青の色合いが世界中の熱帯、亜熱帯の国々で好まれる。オーストラリアではブリスベン(クイーンズランド)を中心に、シドニー(NSW州)でも広く見られる。




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