シティ案内

今日の一枚へ

F1グランプリ2012

マークウェバー レッドブル

メルボルン百景トップ

2012年3月24日(土)
マークウェバー Mark Webber
レッドブル Redbull
メルボルンF1グランプリ 2012
Australian Formula One Grand Prix
アルバートパーク Albert Park
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

遅咲きのF1ドライバーの代表のマークウェバー。調子は悪くなく、今年も何勝するかが楽しみ。

撮影データ Canon EOS 1DMarkV 絞り優先AE 評価測光 絞りF4.5  1/2500秒 ISO感度 200 露出補正 AWB JPG レンズ EF 400mm f/2.8L USM
2012年1月18日板屋雅博 撮影



 オーストラリア期待のマーク・ウェバー(35歳)だが、昨年の優勝は、最終戦ブラジルGPでの1勝のみ。しかし4位以内が16回と常に優勝を狙える圏内で戦っており、メルボルンGPでも優勝する可能性は十分にあった。これまでオーストラリアGPでは、5位が最高であり、優勝で故郷に錦を飾りたいところであったが、結果は、4位。これはオーストラリアGPでの自己最高位を更新した。

出身:オーストラリア NSW州
マークウェバー
車番は、2
ヘルメットの頭頂は、黄色。

出走回数 176回
優勝 7回
通産獲得ポイント 669.5回
ポールポジション 9回

 マークウェバーは、2002年にミナルディから参戦して、獲得ポイントは、2点。ランキングは16位。
2003年ー2004年はジャガーで参戦。10位前後に浮上。
2005年−2006年は、ウィリアムズでやはり10位前後。
2007年にレッドブルに移籍。
初めての優勝は、2009年9戦のドイツGP。132戦目の初優勝は、もっとも遅い優勝としてF1史に残る。第16戦のブラジルGPにも優勝して、ランキングは4位に急浮上し、一躍、F1の主役のひとりに躍り出た。


 2010年には、4勝し、最後まで世界チャンピオンを同僚のセバスチャン・ベッテルと争ったが、残念ながら3位に終わっている。
2011年は、最終戦のブラジルGPでの優勝のみに終わっているが2位、3位の成績が多く、総合ランキング3位に食い込んだ。

 レッドブルは、2010年、2011年ともセバスチャンベッテルが連続して世界チャンピオン、マークウェバーが3位という好成績で、連続してコントラクター優勝している。

レッドブルは、2005年にF1に参戦。
コスワースエンジンで、コントラクター7位に終わっている。2006年には、エンジンをフェラーリ タイプ056 V8エンジンに変えたが、やはり7位に終わった。
そこで2008年からは、ルノーRS27エンジンに変更。この年は、7位に終わったが、翌年から快進撃が始まっている。
2009年は、セバスチャン・ベッテルが4勝してランキング2位、マークウェバーは、2勝して4位。コントラクターランキングは、2位に急浮上。
この年は、ブラウンGPのジェンソン・バトンが前半に6勝してはやばやと世界チャンピオンを決め、コントラクターもブラウンGPが初出場して初優勝をした。ブラウンGPは、翌年、メルセデスに買収さrれて姿を消したため、優勝勝率100%という記録を作った。

 エンジン
エンジン名 ルノーRS27-2012
気筒数・角度 V型8気筒・90度
排気量 2,400cc
最高回転数 18,000rpm(レギュレーションで規定)
シリンダーブロック アルミニウム鋳造製
バルブ数 32
重量 95kg
燃料 トタル
潤滑油 トタル
エンジンマネージメント FIA(MES製)標準コントロールユニット TAG310B



 シャーシ RB8
シャーシ構造 カーボンファイバー/ハニカムコンポジット複合構造モノコック・ルノーV8エンジン搭載(フルストレスメンバー)
クラッチ APレーシング
ブレーキキャリパー ブレンボ
ブレーキディスク・パッド ブレンボカーボンファイバー製ディスクブレーキ
サスペンション アルミニウム合金製アップライト、カーボンファイバー製ダブルウィッシュボーン、プッシュロッド(フロント)/プルロッド(リヤ)式トーションバー&アンチロールバー
ダンパー マルチマチック
ホイール O・Z(フロント:12インチx13インチ/リヤ:13.7インチx13インチ)
タイヤ ピレリ P Zero
ギアボックス 縦置き7速+リバース1速 油圧式パワーシフト&クラッチ・オペレーション
エレクトロニクス FIA(MES-マイクロソフト) スタンダードECU

 ジェンソン・バトン、マークウェバーと遅咲きのレーサー、ミハエル・シューマッハの老練なレーサー、一方でセバスチャン・ベッテルなどの若いレーサーなど現在のF1は見どころが多いとも云える。
小林可夢偉もまだまだ若手であり、なんとか中に割って入って活躍を期待したい。

今年のF1は、レッドブル対マクラーレンの構図だ。2010年、2011年の世界チャンピオンのセバスチャン・ベッセルと同3位のマークウェバー、かたやマクラーレンは、2009年の世界チャンピオンのジェンソン・バトンと、2008年の世界チャンピオン、ルイス・ハミルトン。まれにみる強豪同士の激突。
これはフランス・ルノー対ドイツ・メルセデスの高性能エンジンの戦いでもあることがわかる。
ルノーRS27-2012対メルセデスFO108Xの戦いだ。



 ルノー RS27-2012エンジンを搭載するチーム:
レッドブル、ロータスF1チーム、ウィリムF1チーム、ケータハムF1チーム

メルセデスFO108Xを搭載するチーム
マクラーレン、メルセデスAMG、フォースインディア

フェラーリ タイプ056を搭載するチーム
フェラーリ、ザウバー、トロロッソ、

フェラーリが不調であるのはエンジン影響が大きいと見られる。

 2012 Australian Grand Prix

F1通信 

オーストラリアGP動画集


マーク・ウェバー公式ウェブサイト


レッドブル公式サイト


このページのトップへ

inserted by FC2 system