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全豪オープン2009年 Australian Open 2009

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テニス

豪州2009  wiki 男子 女子

伊達公子

錦織圭

杉山愛

2021年6月20日(日)  responsive版
キングストリートブリッジ橋 
King Street Bridge
メルボルン Melbourne
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メルボルン滞在時代の画像がたくさんあるので、数回に渡って紹介します。
2008年の暮れに日豪プレス紙からメルボルンの写真を撮ってくれないかと依頼がありました。同紙メルボルン版を閉刊してメルボルン支店も閉めるので、専属カメラマンも不在になったという事情もありました。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先優先AE 評価測光 絞り 10.0 1/200秒 ISO感度100 露出補正-2/3 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2017年1月21日 16:33


 2009年1月に全豪オープン事務局に連絡したところ、既に受付期間は過ぎているという事で、1日メディアパスを3枚発行してくれました。センターコートは入れないので、フェデラー、ナダルなどのトップ選手は撮れませんが、日本選手を撮るには、まったく問題ありません。カメラはキャノン40Dというハイアマチュア用を持ってましたが、プロの現場で撮るので、奮発して70-200mm望遠レンズを20万円ほど出して買いました。望遠レンズは許可を得たプロ以外はテニス会場に持ち込むことが出来ません。プロカメラマンが使っているキャノン1Dカメラと比べると画像に大きな差はないものの、秒間コマ数が少ない為に、シャッター音がまったく違うので、少しだけ恥ずかしい感じはありました。


 全豪オープンのメディアセンターには、世界中からメディアが集まり、独特の緊張感があります。同時に30か所のテニスコートで試合が展開されており、メディアセンター内のディスプレーで映し出されており、各国のメディアが机で作業をしています。


 その年は、杉山愛が引退した年であり、伊達公子が13年ぶりにグランドスラムに現役復帰した大会でもあり、日本からの報道陣も多く、盛り上がってました。
伊達公子は現役復帰した初戦であり、世界ランクも低く、本線参加資格(世界100位以内)がない為に、予選からの参加でしたが、無事に予選3回戦を勝ち上がったのはさすがでした。本線では1回線で負けました。杉山愛は3回戦まで進取しました。ダブルスでは決勝で惜しくも敗退しました。



 男子では錦織圭が注目され始めた頃で、まだ世界ランクは80位ほどででした。まだ20歳でこれから伸びるだろうなと思わせる素晴らしいプレーを連発していました。



 この年の一番の思い出は伊達公子の英語でのインタビューに出たところ、オージーのメディアと私の二人だけであったので、個人的な内容など、大勢のメディアでは得られない話を30分ほど聞くことが出来た。日本語でのメディアインタビューは50名ほどが集まったましたが、英語は人気が少なかった事もありました。全豪オープンの予選は無料で誰でも見学出来ます。私はメディアパスを持っているので、コートの中のカメラマン席で撮ることが出来ます。バタバタしているうちにあっと言う間に終わった全豪オープンでしたが、プロの世界でもやっていけると自信が湧きました。テニスの試合は短くても1時間、長い場合は3時間にもなり、腕前やカメラ性能が落ちると言っても数千枚は撮れるので、多少は良い写真も撮れてます。



 


 


 



 


 


 

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