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マジョルカビルディング Majorca Building

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建築家ハリーノリス

メルボルンの建築物1920-29


2017年2月12日(月)
マジョルカビルディング Majorca Building
センタープレイス Centre Place
フリンダースレーン Flinders Lane
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

マジョルカビルは、フリンダース通りとデグレイブス通りの交差点に位置している。有名な路地センタープレイス通りを構成する建物でもある。センタープレイスの中央部にマジョルカビルアパートへの入り口がある。

撮影データ Canon EOS 5D MarkU 絞り優先AE 評価測光 1/640 Av3.5 ISO感度 100 オート 露出補正 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2018年1月17日10:32 板屋雅博撮影

マジョルカビル Majorca Building
Address : 258-260 Flinders Lane
Built : 1928 - 1929
建設期:両大戦期(Inter War)
建築スタイル:アールデコ Art-Deco
設計:Harry Norris

マジョルカビルは、ネオ・ロマネスク様式、8階建てのビルディングで、1928年ー1930年の建設である。

マジョルカビルは、フリンダースレーン通りとでグレイブス通り(センタープレイス横町)が交差する場所に建っている。フリンダースレーンは、メルボルンのアパレル産業の中心地であり、フリンダースレーンのアパレル産業の活動が指標とされた。1920年代には土地の価値が上昇し、フリンダースレーンの建物の1階部分は、洋服仕立のテーラーや洋服販売小売店になり、上層階は服地業者の店舗となった。マジョルカビルは当初は、事務所としてデザインされた。

 建築家のハリーノリスは、作品に多くのアメリカンスタイルを取り入れており、アメリカを訪問した後で、当時流行であったスペイン植民地リバイバル様式に触発された作品を作っている。
マジョルカビルは、スペインやムーア(北部アフリカ)様式の特徴を持っている。青いファイアンス焼きタイル、木の葉の形やロープ形状をした装飾品、金色に彩られ、人造大理石や石材を埋め込んだエントランスなどが特徴的である。1920年代にメルボルンで流行したエキゾチックな建築様式の代表例であり、タイル張りの独特な正面ファサードは、北アフリカムーア様式の影響を受けている。


 マジョルカビルは、ハリーノリスの作品の中では自然に進化したスタイルであり、1928年に建築されたセントキルダ通りのケローフォークナーハウス(自動車展示店)と比較される。



 マジョルカビルの一階は小売店になっており、上層部は区分所有のアパートメントである。

wikipedia

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