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メルボルンの日本 2010

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桂あさきち 落語公演 Japanese Sit-Down Comedy

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2010年3月25日(木)
桂あさきち 落語公演
Japanese Sit-Down Comedy
コメディフェスティバル
Comedy Festival 2010
市庁舎 タウンホール Town Hall
スワンストン通り Swanston Street
メルボルン Melbourne
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落語を英語ではJapanese Sit-Down Comedyと云う。英語落語では、10年以上の経験がある桂あさきちが、本場の上方落語をメルボルン タウンホールで公演した。

撮影データ
Canon EOS 5D MarkU絞り優先AE 評価測光 絞りF2.8 1/200秒 ISO感度 6400 AWB 画質圧縮率 JPEG
レンズ EF70-200mm f/2.8L IS USM

 桂あさ吉のメルボルン公演がコメディフェスティバルのプログラムとして、3月25日(木)午後6時から7時までの1時間、メルボルンタウンホールで行われた。会場は、300名ほどの観客で完全に満員御礼となった。観客のうち日本人は約3割。コメディ好きのメルボルンっ子が7割。開園前には、タウンホールは長蛇の列となった。

あさ吉の落語は、前半後半に分かれた。最初の導入部分では、お祭りの際に使われる横笛を5分ほど吹いて観客及び自分をリラックスさせた。
前半部分では、落語とは何か、簡単な歴史と背景を、観客を笑わせながら説明。
手ぬぐいとセンスがいろんな小道具として使われるのを、いろんな例を交えて説明。

後半部分では、まず南京玉すだれを披露。メルボルンのユーレカタワーや、ウルルのエアーズロックを南京玉すだれで演技。後半は、親子の会発音話をベースに桃太郎を熱演。

英語は、まさに日本人の発音であったが、しゃべる速度は、普通の落語と変わらぬ速度であり、よく練習しているこをうかがわせた。観客との間合いも図れていて、オージーの観客からの大爆笑であった。

このプログラムは、日本領事館の支援を得て行われ、伊坂領事の司会にて進められた。

桂あさ吉 1970年生まれ。40歳。
大阪市出身の落語家。
桂米朝一門。所属は、桂米朝事務所。
古典落語、創作落語、英語楽とを手掛ける。平成5年5月桂吉朝へ入門。桂米朝のもとで3年間の内弟子修業を務める。平成10年より英語落語の海外公演に参加。今まで公演した国はアメリカ、イギリス、シンガポールなど10数カ国。天満天神繁昌亭で「あさ吉独演会」、「あさ吉英語落語独演会」を開催。寄席囃子では笛を務める。


 桂あさきちの英語落語公演
98年アメリカ 99年 シンガポール2000年 シンガポール、マレーシア  01年 オーストラリア(シドニー、メルボルン、キャンベラ、ダーウィン)イギリス 02年 タイ、マレーシア、オーストラリア 03年 フィリピン 04年 アメリカ 05年 インド、マレーシア、ブルネイ ECCアーティストカレッジ 英語落語講師 英語落語CD DVD発売"Time-Noodles"(時うどん)が収録 06年 パキスタン ECCアーティストカレッジ/読売文化センター 英語落語講師 07年 ブルネイ、マレーシア, アメリカ 大阪樟蔭女子大学英米文学科非常勤講師 ECCアーティスト英語落語講師 08年 アメリカ、あさ吉英語落語独演会(天満天神繁昌亭) 2009年 シンガポール公演あさ吉英語落語独演会(天満天神繁昌亭)
(桂あさきち 公式webより)

 立錐の余地もない超満員のタウンホール。
桂米朝事務所には、人間国宝の桂米朝や、桂ざこば、桂南光、桂米團治が所属。

桂あさきちの公式Web

桂あさきちのブログ

桂米朝事務所公式Web

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