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 2017年9月30日（土）
モンターギュ鉄道駅
Montague railway station
サウスメルボルン
South Melbourne
メルボルン Melbourne
この場所の地ap 地図
クラウンカジノの南側のホワイトマン通りの隣にサウスバンク・トラムデポがある。そこから少し南に下った場所にトラムのモンターギュ駅がある。その北側にはかつて巨大な鉄道用倉庫があった。鉄道の廃止と共に倉庫も撤去され、その跡地がメルボルン展示会場、ノーマンビー通りとホワイトマン通りの間の広大なスペースとなった。
撮影データ Canon EOS 5D MarkⅡ 絞り優先AE 評価測光 1/250 F9.0 ISO感度 100 太陽光 露出補正 -1/3
JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2017年1月21日15;41 板屋雅博撮影
Wikipedia
 モンターギュ駅は、サウスメルボルンに位置し、豪州最初の鉄道線であるポートメルボルン鉄道線の駅である。建設当初は鉄道駅であったが、現在はライトレイルに転換されている。
モンターギュ通りの南側に位置し、同通りの上をウッドゲート通り（Woodgate Stree）とグラッドストーン通り（Gladstone Lane）の間を高架橋で通る。駅のシティ寄りには巨大な商品倉庫がある。駅舎は、解体されて、現在はトラム１０９の停車場として、トラムに合わせて低レベルのプラットフォームが上下線に設置されている。
 ポートメルボルン線は、１８５４年に開通したが、モンターギュ駅は、３０年ほども遅れて１８８３年にオープンした。サウスメルボルンは工業地区であり、モンターギュ駅は、主に地域の工場で働く労働者が利用した。１９６７年５月の時刻表では日曜日は利用客が少ないために運休となっている。一方１９６９年６月の時刻表では夜間労働者のために、深夜便が２列車停車するように変更された。
１９０８年には、、スペンサー通り駅の出荷倉庫（１８７０年代建設で、現在のプラットフォーム９番と１０番）の機能をモンターギュ駅倉庫に移転した。ポートメルボルン線の北側の敷地とモンターギュ駅のシティ側（北側）が選定されて１９１３年に工事が始まった。
２基の５トン自走式ジブクレーン設置の為にポートメルボルン線の南側支線がクラレンドン通りとイングレス通りの間に作られた。
サザンクロス駅第二商品倉庫
 モンターギュ通りは、線路間の下を通ってフェラール通り（Ferrars）の平面交差点のゲートを取り払って北側へ拡張された。路線作業は、１９１５年に始まったが第一次大戦で作業は停止し、モンターギュ輸送用倉庫は１９２１年に完成した。
巨大な輸送用倉庫は、内部にいくつもの支線があり、倉庫外にも多数の支線があった。２本の商品輸送用線路が駅の北側にあり、輸送用倉庫につながっていて、イングリス通りの近くで主線に合流していた。その場所にはポイント（分岐器）と鉄道信号を制御する為の鉄道信号ボックスが置かれていた。イングレス通りの信号ボックスは１９７１年に撤去さえ、路線を少し南へ下った場所のグラハム駅（Graham
station）の信号パネルに置き換えられた。
 輸送用倉庫は、ポートメルボルンのプリンセス桟橋に海路到着する貨物を取り扱うH.M.税関と連携してオペレーションされた。この作業は５０年ほど継続されたが、ポートメルボルンでの荷物の取扱が在来船からコンテナ船に切り替わった段階で終了した。その後、倉庫は、路線が閉鎖されるまでオーストラリアン製紙製造業（Australian
Paper Manufacturers）マリベール工場（Maryvale Mill）の新聞印刷用紙のロールの貯蔵用として使用された。鉄道路線として最後の旅客便は、１９８７年１０月１０日であった。その後、路線は、ライト鉄道に転換されると発表があった。
モンターギュヤードの最後の貨物列車は、１９８７年１０月１６日で１両編成のYクラスディーゼル機関車であった。 ライトレール路線は、１９８７年１２月１８日に正式にオープンした。
 輸送用商品倉庫（Jeff's Shedとも呼ばれた）があった場所には、１９９０年代初期にメルボルン展示会場（Melbourne Exhibition
Centre）が建設された。
サウスバンク・トラムデポの建設とノーマンビー道路（Normanby Road）のホワイトマン道路への湾曲部分の建設によって、輸送用倉庫のたくさんあった全ての鉄道路線を全て消し去った。
センチュリオンタワー （センチュリオンタワー）
 Montague shipping shed
Montague goods shed
ビクトリア鉄道 （メルボルン博物館）
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