シティ案内

今日の一枚へ

ウィンザートップ

ウィンザー鉄道駅 Windsor Raiilway Station

メルボルン百景トップ


2018年5月3日(木)
Windsor Raiilway Station
ウィンザー Windsor 
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

ウィンザー駅はサンドリンガム線にありメルボルンーリッチモンドーサウスヤラの次で主要駅である。メルボルン初期の郊外鉄道線の建設段階で、メルボルンーセントキルダ線からセントキルダーブライトン線への乗り継ぎ駅であった。その後、メルボルンーウィンザー駅が直通となり、ようやくメルボルンーブライトンが直通でつながった。

撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先優先AE 評価測光 絞り5.6 1/500秒 ISO感度100 露出補正 オート JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L /USM 撮影:板屋雅博 撮影2018年1月19日 9:21


  ウィンザー駅は、1859年12月19日にチャペル通り駅としてオープンしたが、1867年1月1日にウィンザー駅に改名された。セントキルダ・ブライトン鉄道会社が経営する路線で、1859年に作られたブライトンビーチ線の終点駅であった。メルボルンからセントキルダには、サウスメルボルンを経由する路線(現在のトラム109路線)も1857年に開設され上記の路線と結合された。メルボルンからセントキルダ終点駅へ向かう列車は、いったんウィンザー駅まで後戻りすることになる。メルボルン・セントキルダ線は、現在のアルバートパークのあたりが沼地であった場所に木製の三角架台の上を走った。盛り土で堤を作り、セントキルダ通りは橋を架けて渡った。



 
ループ路線の最初の列車は1859年12月3日で、一般旅客列車は13日であった。列車は、午後7時には最終列車となり、旅客はセントキルダ駅からプラーン地区までは歩いて通った。ループ路線が建設されてまもなくの頃、ウィンザー駅からサウスやら駅までが建設された。ウィンザー駅からサウスヤラ駅更にヤラ川を渡り、リッチモンド駅からメルボルンまでの直通路線が開設されたのは1860年11月24日であった。その後、ウィンザー駅からセントキルダ駅までのループ路線は使われなくなった。また計画されていた複線化も当然、実施されなかった。セントキルダ・ブライトン鉄道会社は、財政問題が起こり、1862年にメルボルン近郊鉄道会社に買収された。セントキルダ駅とパントロードの間の路線、橋、三角架台は解体されたが、ウィンザー駅からホドル通りまでの支線は、路線編成の関係でそのまま残された。

  現在もユニオンストリートの100mの間にふたつの平面交差路線があり、ブライトン線の列車の入れ替え用の支線として引き続き使われている。リッチモンドの石切り場からパントロード(ホドル通り)の商用保管デポまでスクリーンを運んだ。ウィンザー駅、駅舎、歩道橋がビクトリア州遺産に登録されている。1885年から86年に掛けて建設された。多色煉瓦を使用し、ペアになったの丸いアーチ形窓、台形隅棟屋根、軒のコンソール(壁から突出した部分を支える、装飾を施した小型の三角形の構造物)、素晴らしい煙突などが特徴である。上部に覆いがかかった煉瓦の壁、鋳物で出来た柱で支えられた歩道橋、装飾を施された張り出し棚受など精巧な装飾も駅舎コンプレックスの一部である。


 ウィンザー駅は、メルボルンの郊外駅として建築的に非常に優れている。19世紀後半の土地ブーム期の傑作である。人々は争って郊外の土地を買い求めた。その為、鉄道路線は拡張されていった。
ウィンザー駅はブライトン線の重要な駅であり、チャペル通りやダンデノン道路にも近く支線も長く使用された。



VHD

Wikipedia

このページのトップへ
 

inserted by FC2 system