2021年1月17日(日）　従来版
ベイツの建物　BATES BUILDING
Coburg Primary School No.484
コバーグ　Coburg
メルボルン　Melbourne
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１８８７年～８８年、家具搬出業者（furniture remover）であり、汎用品輸送業者（general carrier）であったヘンリー・ベイツ（Henry Bates）は、２階建て煉瓦製の建物を建築した。

撮影データ Canon EOS　5D MarkⅡ シャッター優先AE　評価測光　1/1000 絞りF4.5 ISO感度 100　露出補正 -2/3 オート　JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L 2020年1月21日15:13 撮影：板屋雅博


FORMER BATES BUILDING
400-404 SYDNEY ROAD COBURG, Moreland City
４００－４０４ シドニーロード、コバーグ、モアランド市

ふたつの店舗と馬の世話を請け負う厩舎、貸し厩舎（ livery stable）、ローラースケートリンク（roller skating rink）があった。ふたつの店舗の間には裏側の厩舎への通路（carriageway）があった。

２階は一部屋で、ひろい空間となっており、屋根を支える為に、繊細な金属性フレームが架けられており、マンザード傾斜した天井は木製のボード製で、ローラースケートリンクとして使用された。この金属フレームは珍しいものである。ローラースケートリンクとして２年間、貸し出した後、ベイツは２階を家具置き場として使用した。１９２０年代には、ビリヤード場（ billiard saloon）として使用され、そのgは、体育系スクール（physical culture school）として使用された。


　 第一次大戦の期間中、ベイツは、馬小屋を運送業者であるMayne Nicklessに貸し出した。戦後の１９３２年に一階を大きな雑貨店、コールズ（ GJ Coles & Company）の第２１店舗と隣接する小さな小売店に貸し出した。

画像


GJ Coles & Company
　

同時期の短期間に２階はタジマハルダンスホール（Taj Mahal dance hall）に貸し出され、壁にはエキゾチックなインドの風景が描かれた。この装飾壁絵は２番目のもので、最初はローラースケートリンクであった。現在のホールの壁の下に存在している。コールズは、１９５４年まで経営された。


　
セメント製の馬頭細工（modelled horse heads）が正面ファサードを飾っている。二階の窓の下に装飾用の車輪のモティーフがある。かつて１階に位置していた馬の世話を請け負う厩舎、貸し厩舎に関連したモチーフである。
１８００年代後半にクリケットやフットボールと並んでメルボルンと近郊で、男性、女性、若者や大人などみんなに並外れて（ phenomenally）人気があったローラースケートのリンクにベイツホールは使用された。ローラースケートは、１８８０年代や両大戦期ジャズと並んで世界的に流行した。

　
ベイツの建物　BATES BUILDING
住所：400-404 SYDNEY ROAD COBURG, Moreland City
建築：１８８７年～８８年
建築家：Sydney H Wilson
建築請負：T R Spargo, North Melbourne.
施主：ヘンリー・ベイツ（Henry Bates）
用途：ふたつの店舗と馬の世話を請け負う厩舎（ livery stable）、ローラースケートリンク（roller skating rink）

VHD

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