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ウィリアムズタウン線

ニューポートの駅前 Newport

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2007年10月1日(月)
ニューポートの駅前 Newport
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

今日は朝から厚い雲がメルボルンを覆っていました。風もかなり強く吹いていました。
夕方になってかなり強く降り始めましたが、1時間ほどで止んでしまいました。水源地に降ってくれるといいんですが。

昨年の今日2006年10月1日(ビアボラーレ)

Varley's Building 1921年

 ニューポートの古い郵便局。現在は、郵便局ではありません。
ニューポートは、メルボルンシティから西に観光地ウィリアムズタウンの入り口の町です。メルボルンの西の玄関口は、フッツクレイ(Footscray)ですが、フッツクレイから4つ南の駅です。ニューポートからウェリビー(Werribee)方面とウィリアムズタウン行きとに分かれますが、全ての列車は、ウェリビー行きです。ウィリアムズタウンへ行くにはニューポートで乗り換えです。しかし数分の待ち合わせで列車は、ウィリアムズタウンへ出発します。

ウイリアムズタウントップ

Newport General Store
フレッシュフルーツ、野菜とあるようにいわゆる何でも屋です。現在でもこの店がこの街の中心です。昼間でも人通りが少ないニューポートの街ですが、みんなこの店に入っていきます。

ニューポートは、メルボルンのサバーブのひとつで、現在は、ウィリアムズタウンと同じCity of Hobson Bayに属します。ウィリアムズタウンで主に使われる良い石材が取れるために石切り場として有名でした。
ニューポートは、ビクトリア州鉄道の操作場及び修理工場があり、重要な拠点でした。また鉄道に使う電力を供給する石炭火力発電所もありました。この地域の産業の大きな拠点として活躍しました。しかし一方では労働者階級が住む街でもありました。

 唯一のカフェ。静かなニューポートの駅前と折ですが、このカフェだけはたくさん人が入っています。

隣のウィリアムズタウンは、1850年代の移民開始の頃からメルボルンを覇を競う資産家が住む街であったのに対して、労働者階級が住む産業都市だったのです。その後、発電所、鉄道の修理工場ともに移転しました。一方では、ウィリアムズタウンの人気によりニューポートも地価の高い地区になってきました。またメルボルンまで車や電車で20分ほどで行けるので人気が高まっています。

Junction Hotel
街のパブです。昼間はお客は少ないのですが、夕方からはビール目当てに街の男女が集まります。

駅前には再開発の波は押し寄せていませんが、ここから歩いて10分ほどでヤラ川の河口の美しい海岸へ出ます。

ウィリアムズタウン線

ルートマップ

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