2012年7月24日(火)
メルボルン セオソフィカル協会
Theosophical Society コリンズ通り Collins Street メルボルン Melbourne Melway
この場所の地図 Googole Map
コリンズ通りのリージェント劇場の隣にアールデコ様式の美しい建物がある。メルボルン神智学協会という不思議な名前とともに調べてみた。セオソフィカル協会ビルには、現在は、ラルフローレンが入居し、高級アパートとなっている。
撮影データ Canon EOS 5DMarkU 絞り優先AE 評価測光 絞りF10.0 1/100秒
ISO感度 100 露出補正 -1/3 太陽光 JPG レンズ EF 24-70mm f/2.8L USM
2011年1月2日 板屋雅博 撮影
メルボルン セオソフィカル協会 神聖叡智協会(神知協会)。
Theosophical Society
住所:181-187 Collins Street
建築年:1936年
建築期:両大戦期 Interwar
建築家:Marsh & Michaelson
建築様式:アールデコ
用途:事務所
現在の用途:事務所、住居
アールデコ様式には良く見られるエジプト風のデザインを採用している。パピルス文様の柱頭を持ったエジプト風の円柱が目立つ。
Walking Melbourne
神智学協会は、1875年に精神的な原理原則を進展させ、真理を究める為にニューヨークで結成された団体。セオソフィー(Theosophy)とはギリシャ語の神と叡智を組み合わせた造語。創始者は、Helena
Blavatsky, Henry Steel Olcott, William Quan Judge の3名。インドの精神主義に影響されており、メンバーや主体はインドのマドラスなどへ移動。仏教などの東洋的な宗教にも興味を示した。
その後、教義として確立された内容。
1.人種、性別、宗教、カーストなどの壁を越えて、普遍的な人間性、兄弟愛を中心とする。
2.宗教、哲学、科学の比較研究を推奨する。
3.説明できない自然の法則と、人間の潜在的な能力を探査する。
右となりは、リージェント劇場
メルボルン セオソフィカル協会の屋上には、同協会の紋章が刻印してある。
Theosophical Societyの紋章 (Wikipediaより)
現在は、セオソフィカル協会は、この建物から移動している。
126 Russell Street,
Telephone 03 9650 2315
第二、三、四 火曜日 午後6時から集会
会長:Dorothy Darby
事務局:Ken Edwards
集会は、一般公開されており、瞑想、ヨガ、占星術、ヒーリング、曼荼羅画、形而上学研究などのクラスが行われている。
公式web
オーストラリア・セオソフィカル協会
現在では、セオソフィカル協会ビルは、高級シティアパートメントGrand Regent
on Collinsとなっている。1ベッドルームから2ベッドルームの一人用、又は二人用のアパート。
ワンベッドルームタイプで、38万ドルの値段がついている。東京の都心部とほぼ変わらない値段である。
Grand Regent on Collins 187 Collins Street
同ビルの1階左側には、ラルフローレンが入居している。
Polo Ralph Lauren
181 Collins Street
03.9654.0374
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