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AMP本社ビル  Australian Mutual Provident Society Headquarters 

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コリンズ通りCエリザベス〜スペンサー

建築物1929−30

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2021年5月8日(日)(responsive版)
AMP本社ビル
AMP Headquarters
Australian Mutual Provident Society Headquarters
Bank of NSW
メルボルン
この場所の地図(Googole Map)

1920年代建設のルネッサンスリバイバル、商業用パラッチオ(Renaissance revival commercial palazzo)様式の見事な建築物、AMPビクトリア州本社ビルは、メルボルンの金融街中心地に1929年から30年に建設されている。

撮影データ Canon EOS 5DMarkU 絞り優先AE 評価測光 絞りF8.0 1/200秒 ISO感度 6400 露出補正-1/3 オート JPG レンズ EF 24−70mm f/2.8L USM 2010年7月24日14:23 板屋雅博 撮影


Australian Mutual Provident Societyは、1848念にシドニーで設立された。
1931年にオープンしたがが、大恐慌による不況の真っ只中であった。
AMP本社ビルは、AMPの現代的で強固な金融界に於ける重要性を反映して、当時の最新建築技術を駆使して印象的にかつ力強く建築されている。
AMPビルは10階建てで設計は、Bates Smart and McCutcheon事務所である。当時の高さ制限いっぱいである132フィートの高さである。
構造材にはスチールフレーム材を使用して、表面お化粧材には、シドニー産砂岩(freestone)の板材とカスタートン産(Casterton )大理石を使用している。



 名称:AMP本社ビル
Australian Mutual Provident Society HQ
住所:419-429 Collins Street
建築年:1929年〜30年
設計:Bates Smart and McCutcheon
ルネッサンスリバイバル、商業用パラッチオ
Renaissance revival commercial palazzo

VHD

 AMP相互保険ビルは、1920年代にアメリカより近代的摩天楼事務所ビル建設の流行が入ってきた時期の典型的な建築例である。
イタリアンルネッサンス様式で設計されており、優れた石材加工技術を使用した建設物であり、Orlando H Dutton の彫像がコリンズ通り側入り口に設置されている。





 .建物には、ふたつのユニークな特徴がある。
豪州では初めて採用された組み込み式パネル式暖房システム(concealed panel heating system)とコリンズ通り側とマーケット通り側の上部窓に使用されているスチール製調整式(adjustable steel slatted sunblinds)羽板付き遮光ブラインドである。
一階には印象的なホール(chamber)があるが、インテリアは、柱がなく構造で、精巧な(elaborate)格天井(coffered)を持っているクラシック様式に模した1920年代の稀な作品である。




 他のインテリアの当時の重要な特徴な要素は、2階部分に特徴的であるが木材パネルをはめ込んだ役員室(boardroom)、役員室の内部には詳細に作り込んだ取り囲む様な大理石の暖炉と時計(timepiece)、近くにはパネルをはめ込んだ玄関ホール(vestibule)とバスルームなどその時代の衛生機器が当時のままで残っている。


 鋼鉄製ワイヤで上下げするエレベーター室(wire lift cage)とエレベーター構造(stairwell)は、扇形(scalloped)軽装機器類と共に銀行業務大広間(banking chamber)の後部にあった。伝統的な様式をしたAMPビルは、1932年の第四回ビクトリア州建築賞(Royal Victorian Institute of Architects Street Architecture Medal)を受賞している。

 この場所は、メルボルンで最初の新聞と印刷所の場所である。
1838年1月1日にメルボルンの創始者のひとりジョン・パスコ・フォークナーが4ページの手刷りの新聞「メルボルン・アドバタイザー」紙を発行した。
1838年3月5日、同紙の第10部目は、メルボルンで最初の印刷して市販された最初の新聞である。この碑は、雑誌コレクション協会、豪州支店が、1988年に設置した。

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