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メルボルンボートショー Melbourne Boat Show

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2009年7月4日(土)
第49回 メルボルンボートショー
Melbourne Boat Show
国際展示会場 
Melbourne Exhibition and Convention Centre
メルボルン Melbourne
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午前中は、比較的晴れていたが、午後からは曇りとなり夕方には小雨がぱらついた。それほど寒くはないメルボルンだ。

昨年の今日 2008年7月4日(最古のトラムSW5型728号

Canon EOS 5D MarkU絞り優先AE シャッター速度1/125秒  絞りF4.5 評価測光  +2/3 ISO感度 1600 AWB  画質圧縮率 sRAW2  レンズ EF24-70mm f/2.8L USM

第49回メルボルンボートショーは、毎年、メルボルン国際展示会場で開催されている。
日本のボートショーは、ヨットが半分を占めるが、メルボルンではほとんどがモーターボートの出展だ。
マーキュリー(Marcury)やBRP エバンルード(Evinrude)、Bar Crusherなど欧米のトップメーカーと日本のヤマハ、ホンダなどのボートメーカーが参加している。

モーターボートの最も重要な部分は、もちろんエンジン。
エンジン2機を搭載している艇は、そう多くない。単発エンジンの場合、荒波で停止した場合、まさしく致命的な結末に陥る。
単に馬力があるだけではなく、信頼性の高いエンジンを供給できるかがポイントだ。
日本のハマハ、ホンダ、ヤンマーは、欧米でも高い信頼を勝ち得ている。

 ヤマハの船外機。
ヤマハは、オートバイでエンジンの技術を磨き欠けている。オートバイ部門は、1955年にスタートしているが、マリンエンジン部門は、1960年に発売を開始している。
ヤマハ、ディーゼルエンジンより、ガソリンエンジンのアウトボード(船外機)を得意としている。
ヤンマーがディーゼルエンジンのインボード(船内機)を専門にしているのとは対照的だ。
爆発的なパワーが必要なスピードボートの場合は、ほとんどと言っていいほどガソリンエンジンが主流だ。
ヤマハのエンジンは、オーストラリアでも広く使用されている。

 マーキュリー。1939年に設立されたアメリカ イリノイ州に本拠地を置くマリンエンジンメーカーの雄だ。
ヤマハと同様にガソリンエンジン、アウトボードを主体としている。
日本ではトーハツ(東京発動機)によってライセンス生産されていた。

BRP(Bombardier Recreational Products)は、カナダのマリンエンジン、スノーボードなどの娯楽用機器のメーカー。
マリンエンジン、マリンバイクは、エバンルード(Evinrude)のブランドで販売している。

ホンダも信頼性の高い船外機を数多く出展している。燃費の良さ、環境への配慮を前面に出したPRだ。

 レーダー、GPSなどの位置測定機も数多く出品されている。
ここでも欧米メーカーと日本のメーカーが技術を競っている。現在は、カーナビとして有名になったGPSだが、もともとは軍事用船舶用として開発されたもので、目標物が無い会場では決定的な効力を発する。

この分野で世界に知られたトップメーカーは、Furuno(古野電気)だ。
世界で初めて魚群探知機を開発し、その後、船舶用レーダーの世界のトップメーカーとなった。派手な分野ではないが今回のメルボルンボートショーにも出展している。


 オーストラリアは、人口の大半が海岸から数十キロの場所にすんでおり、マリンレジャーには親しみが深い。
メルボルンの車の多くは、ボート牽引用の器具を備えている。
いつかは、自分のボートを持ちたいというのは、多くの男性の夢である。
今年のメルボルンボートショーが49回目であるのも根強い需要があるためだ。
経済不況の中で、多少、小規模にはなっているが、たくさんのお客さんで賑わった。


 キャンペンガールのお嬢さんたち。

モーターボートの他に目を引いたのは、カヌーなどの手漕ぎボートの新作が多数、出展されていた点だ。
エコロジーに注目があつまるオーストラリアでは、環境にやさしいスポーツであるカヌーの人気が高まっている。

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