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東方の三博士

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東方の三博士

2006年12月21日(木)へ 15時15分

東方の三博士
シティスクエア City Square
スワンストン通り(Swanston Street)とコリンズ通り(Collins Street)の交差点
Melbourne
Melway 1B−N9
シティスクエアの場所Google Map

今日は風が強い一日でした。気温は35度くらいまで上がりました。午後5時くらいまではいい天気でしたが、夕方から曇ってきて夜8時頃は激しい雨になりました。気温も急降下でクールチェンジ。夜は、25度くらいの涼しい温度です。


東方の三博士(賢人)
クリスマス=キリスト生誕の時には欠かせない重要な役者です。トップ画像の三人です。メルキオール Melchior、バルタザール Balthasar 、カスパール Casperです。
三博士は、それぞれ贈り物を捧げます。黄金、薬、香料です。
中央の白い女性は、天使です。
天使は、イエスキリストの誕生を羊飼いに伝えます。左側の杖もった人物が羊飼いです。羊も4頭が並んでます。
天使の右側の女性がキリストの母、マリアです。マリアの直ぐ右側の人物は、キリストの父ヨセフです。
これがキリスト生誕のときのフルキャストです。



キリスト生誕劇を見つめる家族連れ
東方の三博士は、星占いで新しい救世主(メシア)の誕生を知り、エルサレムまでやってきます。当時のエルサレムのヘロデ王に新しい救世主誕生の話をします。ヘロデ王は、三博士に救世主を見つけたら自分に教えるように依頼します。その後ベツレヘムの町にやってきます。ベツレヘムは、エルサレムの南8kmにあります。共にパレスチナの地にあります。そしてベツレヘムの町の羊飼いの小屋でマリアとキリストに会うことが出来ました。

ユダヤ教においては、メシアは、ベツレヘムから生まれるとされていました。
結局、ユダヤ教は、キリストをメシアとは認めず、ユダヤ教とキリスト教は分かれて行きます。この時点ではまだイスラム教は成立していません。しかしパレスチナ問題は、この時点で発生したのです。


真夏の日差しの中で、もう何十回も見た生誕劇を楽しみにしています。

東方の三博士は、天使のお告げを聞いてヘロデ王を避けて帰っていきました。
ヘロデ王は、救世主が新しい王になるのだと解釈して、兵隊を送り込んで、赤ん坊を次々に殺害し始めました。
イエスキリストと家族は、天使に導かれてベツレヘムの町を逃れて南方へ逃げ出るのです。

シティスクエアとセントポール大聖堂

メルボルンは、イギリスの植民地として近代の歴史が始まりました。
イギリスはもちろんキリスト教の国です。
イギリスは16世紀にローマ教会と政治的な問題を起こして離脱し、独自にイギリス国教会を設立しました。それがアングリカン(Anglican Church)と言われる教会です。メルボルンの主だった教会はアングリカンです。アングリカンは、宗教的にはほぼローマンカソリック(Roman Catholic)です。


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