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２００７年３月２３日（金） １２：３０(今日の一枚へ戻る）
ＱＶ女性センター
Queen Vicotira Wemen's Centre
ロンズデール通り（Lonsdale Street)
Melway１Ｂ−Ｐ３
メルボルン Melbourne
午前中から午後にかけては良い天気で気温も３３度ほどと真夏の陽光になりました。湿度もたかくて蒸し暑い日中です。夕方から突然、真っ黒な雲が西からやってきて夜７時頃からは、豪雨となりました。メルボルンでは今年一番の雨です。金曜の夜を楽しむためのせっかくの晴れ着のお嬢さんたちもびしょ濡れになりました。
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 ロンズデール通りに立つこの立派なビルは、ＱＶ女性センター（Queen Vicotira
Wemen's Centre)です。
前身は、Queen Victora Memorial Hospital、またの名をQueen Victoria Women's
Hospitalといいます。Emma Constance Stone によって設立され、女性医師だけによる女性の為の病院でした。当初は、教会の慈善事業でしたが、評判を呼び１８９６年に病院が設立され１９４６年に現在の場所に移転しました。この病院は、１９００年代前半のビクトリア州における女性の地位確立に大きな貢献をしたのです。
結婚式の記念撮影をするカップル。
１９５０年以降になり、女性医師の不足により男性医師も勤務するようになり、また男性の患者も診るようになりだんだんと一般病院と姿を変えました。１９８２年にMonash
Medical Centreとの協力関係からクレイトン（Clayton)へ移転しました。
メルボルンにおける女性地位向上の歴史のひとつの時代の終わりを告げるできごとです。
公式Web
１９８２年に政府によって移転が発表され病院は、取り壊されることになりました。しかし関係者の１５年に渡る努力の結果、タワーなどの現在の建物が残され、
ＱＶ女性センターQueen Vicotira Wemen's Centreが設立されたのです。
左側に当たらしくできたＱＶショッピングセンターとはもちろんQueen Victora Memorial Hospitalを記念して付けられました。今や巨大ビルの谷間に立つ小さなビルとなっていますが、メルボルンの歴史の証人です。
右側は、豪州最大の企業 ＢＨＰ−Billitonの本社ビルです。
ＢＨＰ−Billiton公式Web
ＱＶ公式Web
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