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モーニントン半島

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2012年3月11日(日)
フリンダース Flinders
ウェスタンポート
モーニントン半島 Mornington Peninsula
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
 
フリンダースは、モーニントン半島の東岸にある。夏場の避暑地として多くの行楽客を集める。正面に見えているのは、ペンギンで有名なフィリップ島。この界隈の海をウェスタンポートという。メルボルンからの距離は、86km。ハイウェイを降りてからかなり走るので2時間強ほど。

撮影データ Canon EOS 5DMarkU 絞り優先AE スポット測光 絞りF22.0  1/200秒 ISO感度 400 露出補正 AWB JPG レンズ EF 70-200mm f/2.8L USM
2011年1月4日板屋雅博 撮影


 フリンダースの名前は、もちろんマシューフリンダース(Matthew Flinders)船長に由来している。Investigator号の船医ジョージバス(George Bass)によって名付けられた。実際にこの地に植民が始まったのは、1853年。人口が増加し、郵便局が設けられたのは、1863年。現在の人口は、800名ほど。夏場には、多くの行楽客で賑わうが、ホテル、アパートなどの数は限られているので、それほど人の数は多くない。2週間ほどの滞在を楽しむ家族が多い。
モーニントン半島は、メルボルンよりも2−3度は気温が低い。バス海峡から吹いてくる冷たい風の影響で夏でも防寒具は必要なほど。
フランクストンからバスでも行くことができる。
メットリンク 毎時1本ほどのバスがある。

 対岸に見えているのは、フィリップ島。毎年300万人以上が観光の為に訪れるメルボルンでも最大の観光地のひとつ。最大の見ものは、ペンギン。フィリップ島自然公園に数千羽のペンギンが住んでおり、毎晩、日没のすぐ後に、海岸から上がってきて巣にもどる。海岸をよちよち歩く姿がかわいい。ペンギンを守るために、人間の歩く範囲は、制限されている。
もうひとつ世界的に有名なのは、オートバイレースであるモトGP。
毎年10月に行われる。

Moto GP

 ウェストヘッド(West Head)。きれいな砂浜が続く。夏場で人が多いといっても、広い海岸線に人の数はまばら。メルボルン湾(フィリップ湾)側とはまったく違い静かな海岸が楽しめる。
正面の半島は、オーストラリア海軍の所有地。ときどき訓練が行われており、一般の人が入れる場所は制限されている。自然公園にも指定されている。
左側の丘の向こう側には、フリンダースゴルフコースがある。18ホールの本格的なコースが楽しめる。週末は、$47。午後4時以降は、$20.
フリンダースゴルフクラブ

 歴史的なフリンダース電信局散歩道がある。BBQ設備、子供用遊戯具などもある。

この方向には、ウェスタンポート湾のもうひとつの島、フレンチ島(French Island )が見える。
1802年にフランスの探検船La Naturalisteにより発見され、フランスの島Ile de Francoiseと名付けられた。大半が自然公園に指定されており、ほとんど開発は進んでいない。メルボルンからは、電車でフランクストンまで行き、そこからストーニーポイント線に乗り換えてストーニーポイント(Stony Point)まで行く。ストーニーポイントからは、フェリーボートで、Tankertonまで行く。
フレンチ島ツアー

  モーニントン半島には見どころがいっぱいある。メルボルン湾側は、車でのアクセスが簡単だが、東側も面白い場所がたくさんある。

メルボルンのパン屋でみかけるフリンダースブレッド( Flinders Bread)は、この街で生まれた。現在は、ダンデノン丘陵などで作られているが、フリンダースの街でも入手できる。
Flinders Bread

モーニントン半島

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