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マレー橋とマレー川

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2007年1月8日(月)(今日の一枚へ戻る)
マレー橋(Murray Bridge)とマレー川(Murray River)
南オーストラリア州 South Australia Melway 630−G7

今朝のメルボルンは、13℃ほどしかなく、また雨も降って寒いスタートでした。
午後からは、久しぶりにからっと晴れになりました。しかし最高気温は、20℃程度で肌寒い天気です。

川を渡るボート。これは1軒の個人所有の家です。川のあちこちに寄りながら長距離の旅ができます。
アメリカでは良く見ますが豪州でもマレー川ではたまにあります。


マレー川(Murray River)は、支流のダーリング川(Darling River)を併せると、全長3750kmの豪州最長の川です。NSW州とビクトリア州の州境の山脈に水源を発しています。豪州の首都キャンベラの南170kmの辺りに豪州最大の山脈地帯である大分水嶺山脈(Great Dividing Range)があります。いわゆるオーストラリアン・アルプスです。ここには豪州最高峰のコジウスコ山(Mt Kosiuszko 2228m)があります。ここからマレー川は、スタートしています。ビクトリア州とNSW州は、このマレー川を州境としています。従って、NSW州、ビクトリア州、南オーストラリア州の3州を通過しています。もちろん通過するだけでなく生活、農業用水として欠かせないのがこのマレー川です。3州の生命線であると言っても過言ではありません。
右側が鉄道用の橋、左が自動車用の橋。ハイウェイは、現在は、南側に新橋がつくられています。

南豪州らしい、おだやかな大平原が広がっています。

マレー橋(Murray Bridge)は、アデレードの西、約80kmの場所にあります。マレー橋の重要性は、ここを通過する道路(Princes Highway)と鉄道がメルボルンと結ばれているからです。オーストラリアの鉄道の拠点は、アデレードです。シドニー、パース、ダーウィンを結ぶ大陸横断鉄道の拠点がアデレードです。鉄道で言えば、メルボルンは、アデレードからの支線に過ぎません。最初の橋は、1879年に完成しました。数回の橋のかけなおしを経て現在に至っています。
豪州大陸横断鉄道 この地図を見るとアデレードが中心であるのがわかります。

市の名前も現在は、Murray Bridgeと言います。人口は、13,000人です。
公式Web

マレー橋を渡れば、アデレードまでは80kmです。ここからは、片側2車線のハイウェイが走っていますので、45分ほどでアデレードへ到着です。

Murray River Web

Murray River Water
Save the Murray

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