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セントキルダ タウントップ

ナショナル劇場 The National Theatre

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2008年11月2日(日)
ナショナル劇場
The National Theatre
セントキルダ St Kilda
メルボルン Melbourne
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ナショナル劇場は、オーストラリアのオペラ、クラシックバレー、ドラマの発祥の地とも云える名門の劇場です。特にクラシックバレーは、現在でもオーストラリアの最先端のレベルで高い評価を受けています。

昨年の今日 2007年11月2日(エスピーの夜

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今日の為替レート:1A$=65.70円

ナショナル劇場は、セントキルダの中心地からやや東よりのバークレイ通りとカーライル通りの交差点にあります。

ナショナル劇場は、1935年にプラーン生まれのソプラノ歌手Gertrude Emily Johnson(1894−1973)によって設立されました。ロンドンのロイヤルオペラハウスなどの海外公演から戻ったエミリーは、オーストラリアに音楽家たちの本格的な訓練や演奏の場所がまったくないことに奮起してナショナル劇場を設立しました。
エミリーの夢は、学生を訓練して、オーストラリア初めての本格的な芸術運営会社を作り、豪州ツアーを実施することでした。
ナショナル劇場は、オペラ学校、ドラマ学校、バレー学校を持っていました。最初は、トーラックのVillage Theatreを使用していましたが、1962年に焼失しました。
続いてプラーンのEmpress Theatreを使用しましたが、これも1971年に焼失しました。

 現在のナショナル劇場は、1920年にVictory Theatreとして建設されました。

住所:20 Carlisle Street, cnr Carlisle and Barkly Streets
建築様式:Beaux Arts
建築年:1920−1921年
建築期:両大戦期 Interwar
建築家:Cedric H. Ballantyne

Gertrude Emily Johnsonは、メルボルンの最も有名なオペラソプラノ歌手ネリーメルバ(Dame Nellie Melba Dameは、尊称)によって見出されて、17歳で本格的なソプラノの道に入りました。その後もメルバの教育を受けて、オーストラリアの各地で活躍しました。27歳の時にロンドンに渡り、オペラ劇場で活躍しています。ナショナル劇場は、第二次世界大戦後、順調に活躍を続けてきました。

 ナショナル劇場のオペラ学校は、1935年に、ドラマ学校は、1936年に、バレー学校は、1939年に始まり、共にオーストラリアで最も歴史がある学校です。
バレー学校は、現在、Royal Academy of Danceの試験を実施しています。6月頃と12月にバレーの公演を行っています。
オペラ学校は、1980年にVCA(Victorian Collage of the Arts)と合併して、現在は、メルボルン大学の芸術学部の学科となっています。

ナショナル劇場公式Web

セントキルダ タウントップ

  左手正面は、カーライル通り。
まっすぐに行くと直ぐにセントキルダの中心地アクランド通りになります。


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