2020年9月27日(日) 従来版
コバーグ小学校 484番
Coburg Primary School No.484
コバーグ Coburg
メルボルン Melbourne
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新しい植民地政府教育庁(Board of Education)は、1867年の政府小学校法(Common Schools Act)に基づき、コバーグにあった1858年建築の国民学校(National School )の隣に新しい小学校を1867年に建築した。
撮影データ Canon EOS 5D 絞り優先AE 評価測光 1/200 絞りF3.5 ISO感度 100 露出補正 -2/3 太陽光 JPG
レンズ EF 24-70mm f/2.8L 2020年1月21日15:39 撮影:板屋雅博 VHD
Education, Prior to 1872
国民学校と新しい建屋で、ベル通り小学校484番を設置した。ビクトリア教育省(Education Department)が小学校を引き継ぎ、新しい1階建ての煉瓦製建物がふたつの古い建物の前に1874年に建築された。1884年には、既存の建物群の前方に鐘塔(
bell-tower)2階建ての煉瓦作りの建物が建設された。最も古い建物は、1924年に解体され、空き地に現在の2階建ての小学校建屋が建築された。
コバーグ小学校484(Coburg Primary School No.484)の新しい低学年用校舎は、1910年に政府公共建築局の建築家ショージ・ワトソン(George
William Watson.)の設計で建設された。低学年用校舎は、ベル通り(Bell street)の南側に位置して、パラペット付きの入り口(
parapet entrance)を持つエドワード期小学校デザイン(Edwardian School )で、赤レンガを建材として使用し、中央に講堂(central
assembly hall)を配置して、周囲に教室が取り囲む設計であった。正面入り口部分とホールには、明り取り( leadlight)窓を配置して、ビクトリアの花々を装飾した浮彫のパネルをパラペットや正面玄関部分に設置した。低学年用校舎のそばには、ユニークな五角形をした木製の避難用シェルターが建設された。
特徴
外部の名前札(name plate)浅浮彫(bas-relief)されたパネル、ホールには、ユニークな天井様式(unusual variation
of ceiling type)が採用されており、木製の凹型のモールディング( cove)は、二重になっている。装飾的な連結棒(tie rods)や四角い天井換気口(ceiling
vents)などがある。
避難用シェルターも当時の小学校の在り方を物語っている。内部は、ユニーク傘の構造となっている。コート掛けのフックが取り付けられており、クローク室(cloakroom)としても使用された。小学校低学年の児童の特別な教育の為に使用されあ。
建築家ショージ・ワトソン(George William Watson.)の建築物
カールトン警察署
ベンディゴ GPO 中央郵便局
ポートフェアリー郵便局
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