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フレミントン地区

フレミントンブリッジ Flemington Bridge

メルボルン百景トップ

2012年7月7日(土)
フレミントンブリッジ Flemington Bridge
レースコースロード Racecource Road
ニューマーケット Newmarket
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map
 
ニューマーケットは、畜産業と共に南欧、東欧、中近東、アジアからの低所得者との関係が深い。正面は、マレーシア料理の店。建物のひさし部分には、1887年の銘がある。
03 9376 0228 Flemington 295 Racecourse Rd

撮影データ Canon EOS 5DMarkU 絞り優先AE 評価測光 絞りF9.0 1/400秒 ISO感度 100 露出補正 -1/3 オート JPG レンズ EF 24−70mm f/2.8L USM
2010年12月30日板屋雅博 撮影


ビクトリア時代の店舗兼用の民家。
1階には、フレミントンケバブハウス
Flemington Keab House
301 Racecourse Rd
FLEMINGTON, VIC, 3031

ケバブは、中近東の有名料理。羊、牛、鶏肉などの肉の塊をローストしたもの。串焼きの他に、回転して焼くドネルケバブなどもある。トルコが有名だが、インド、パキスタン、アフガニスタン、アラブ諸国、イラン、ウィグル、キルギスなどの他、バルカン半島にもある。メルボル系ンでは、多くはトルコ系住民が経営することが多い。フッツクレイ、フレミントンなどメルボルンの西部、北部地域には数多くのケバブ料理店がある。

サウブウェイが入居する建物を左折するとウェリントンストリート。
歴史的な郵便局ビル、St brendan's Primary School、フレミントン・トルコ人の幼稚園Flemington Turkish Childcare Centre、セント・ステファンのプレスビテリアン教会Presbyterian Church、フレミントンチャイルドケア共同センター、警察所などがある。


フレミントン郵便局Flemington Post Officeは、1889年−1890年に建築されたもので、JR Brownの設計、植民地公共建設局のJT Kelleherの指揮で建築。タワー塔は、J Macdonaldの設計、B Prattの監督で造られた傑作建築。建築当時の姿を残している。この時期は数多くの傑作公共建築が作られた時代で、様式の戦争"Battle of the Styles"と呼ばれた。
Onmydoorstep

 ウェリントン ストリート (Wellington Street)

サウブウェイが入居する左側の建物は、ビクトリア時代(1880−1890年代)に建てられた店舗券用の民家で、4戸が1セットになって建てられている。表側レースコースロードに傾斜がある為に、4戸の床や2階、屋上の平面の位置は、少しずつずれている。表側や、ウェリントン通り側の窓枠も中近東風にデザインされている。ニューマーケットなどフレミントン地区は、畜産業と関係が深く、中流以上の移民は、経営者を除けば、この地区に住んでいる数は限られていた。その反面、低所得移民の数が多いのが特徴。フレミントン・トルコ人の幼稚園などがあるのもその影響。

フレミントンレースコース道路を走るZ型トラム。ビクトリア時代の街並みを色濃く残すこの町には、Z型などの古いトラムが似合う。
このZ3型式は、Comeng社のダンデノン工場が製造したメルボルンのトラム。1970年代半ばに登場。Z1、Z2、Z3の3つの型式がある。Z1は、1975年から1975年に登場し約100両が使われたが、全て引退し、ベンディゴ博物館に寄贈。Z2は、1978年から1979年にかけて作られたが全て引退。現在運行されている Z3型は、1979年から1984年までComengのダンデノン工場で115両が製造された。
Zクラストラムは、市内の4つのトラムデポ(ブランズウィック、エッセンドン、グレンハントリー、マルバーン)から運転されている。

Z3型トラムWikipedia

ニューマーケットからフレミントン

左側に見える低所得者用アパートプロジェクトホーム。
12 Holland Court Flemington
120 Racecource Road
126 Racecource Road
130 Racecource Road
の4棟と、ベトナム福祉人材育成センター(ベトナム難民用)がある。

The Vietnamese Welfare Resource Centre

トラムストップ 24番 Stubb Street

シティリンク有料道路のフレミントン出入り口。メルボルン空港とシティを結ぶ最短の出入り口として日本人にも名高い。このほかにも、ダイノンロード(スペンサー通り)出入り口Dynon Road、ドックランズ出入り口フッツクレイロード、サウスワーフ出入り口などがある。
シティリンクの下に見えるのは、鉄道のフレミントンブリッジ Flemington Bridge。 そのから北(左)へ行くとm100ほどで、アップフィールド線のフレミントン・ブリッジ駅がある。
フレミントンブリッジを超えるとシティ(エリザベス通り)へ向かうフレミントン通り、ロイヤルパーク公園、メルボルン大学、メルボルン墓地などがある
シティリンクの先に見えているのは、ロイヤルパーク公園。

 アイリッシュパブ 静かなる男
The Quiet Man Irish Pab
本格的なアイリッシュ料理と音楽、雰囲気を持つ店として、ランドマーク的なホテル・パブ。アイルランド・ダブリンのGGD Gold社によって設計、製造せれ、メルボルンで組み立てられた。
静かなる男Quiet Manは、1952年のハリウッド映画。主演ジョンウェインがアイルランド系アメリカ人としてアイルラン小さな村で、アイルランド出身の女優モーリーン・オハラとの恋と友情の物語。アイルランド系アメリカ移民の子孫であるジョン・フォード監督のアイルランドに対する郷愁を感じさせる名作。

Wikipedia

The Quiet Man Irish Pab

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