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国際フラワーショー

ブロメリア Bromeliads

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2009年4月10日(金)
ブロメリア Bromeliads
国際フラワーショー 
International Flower & Garden Show
ロイヤルエキジビジョンビルディング
Royal Exhibition Building
カールトンガーデン Carlton Garden
メルボルン Melbourne
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今日は快晴の天気予報がまったく外れでうす曇りの一日であった。気温は20度とまずまずのGood Fridayだった。

昨年の今日 2008年4月10日(クイーンズ橋
撮影データ:Canon EOS 5D MarkUプログラムAE シャッター速度 1/160秒 絞りF2.8 評価測光 ISO感度 400 AWB 画質圧縮率 sRAW2 レンズ EF24-70mm f/2.8L USM

 ブロメリアは、パイナップル科に属する植物だ。観賞用のアナナス類や、食用フルーツのパイナップル類など、2400種類の植物がある。南米の北部熱帯地方や西インド諸島が原産である。西アフリカの熱帯地方にも分布する。

Pinapple Maniac

ブロメリアの切手 

Bromeliaceae 

日本ブロメリア協会 


熱帯地方に分布するブロメリアの初期のものは、南米のアンデス高原にも分布していた。インカ、アステカ、マヤなどの中南米の古代文明では(一部では現代でも)、ブロメリアを食用、繊維、儀式などに使用していた。スペインなどのヨーロッパからの征服者は、パイナップルをヨーロッパに持ち帰った。パイナップルは、ヨーロッパで評判を呼び高値で取引されている。またヨーロッパの絵画や彫刻にも好んでパイナップルが表現されている。

1776年にブロメリアの一種Guzmania Lingulata(左の画像の花に似ている。)がヨーロッパに紹介されるとこの種の花がヨーロッパには無かった為に、爆発的な人気を呼んだ。

  1828年には、Aechmea fasciata が輸入され、1840年には、Vriesea splendens が輸入された。

1800年代に、ベルギー、フランス、オランダの育種家は、ハイブリッド(交配)の手法によって多種の植物を開発して販売を始めている。

1500年代に南米のアステカ文明、インカ帝国は、スペイン人のコルテス、ピサロによって滅ぼされた。金銀宝石が主要な目的ではあったが、もうひとつの大きな目的は、チョコレートや花卉などの植物であった。

  1770年にオーストラリア東海岸を探検したクック船長が最初にシドニーを調査した湾海岸にボタニーベイ(植物湾)と名づけたように英国のアフリカ、アジア、太平洋の調査探検隊の大きな目的は、植物の調査と採集であった。
大英帝国によってメルボルンの最も重要な施設は、ロイヤルボタニカルガーデンであったのも同じ理由だ。

ジェームズクック船長

国際フラワーショー

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