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リッチモンド発電所は、ビクトリア時代(1850−1900年)のNew Australian
Lighting and Traction Companyの石炭火力発電所です。1891年に操業を開始して、1976年に停止しました。ビクトリア植民地における最初の交流発電所(AC alternating
current )のひとつで重要な産業遺産です。
これ以前には、直流発電所が作られましたが、交流電力は、遠方に送電する上ではるかに有効でした。
建築的にも重要な建物で、現在ではオフィスビルに変身しています。
広い地区では、リッチモンドに属しますが、現在のサバーブは、Cremorneです。
リッチモンド駅とサウスヤラ駅を結び、ヤラ川にかかるリッチモンド鉄道橋の直ぐ北側にあります。
当初、リッチモンド発電所は、リッチモンド、プラーン、サウスメルボルンのサバーブに電力を供給していました。メルボルンには、もう1社の電力会社がありました。A
U Alcock's Electric Light and Motive Power Companyです。この2社は、1899年に合併してElectric
Lighting and Traction Company of Australiaが作られました。
1900年代に入り、電力需要の拡大と共に発電所も拡張されました。1913年にボイラーと発電機室が東側に増設され、煙突が建設されました。1919年には、二号煙突を増設、1922年には、事務所棟の2階部分が新設されました。写真の大部分は、この時期のものです。1930年には、州立のState
Electricity Commission of Victoriaが設立されて、吸収されました。1951年に重油焚きの発電設備が新設されました。