2008年11月14日(金)
クリスマスツリー点灯式
Christmas Tree Lighting Ceremony
シティスクエア City
Square
メルボルン Melbourne
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今日は、今年で一番と云っていいほどの雷雨となりました。昨夜半から降り始めて午前中いっぱいまで降り続きました。夕方からはきれいな夕方となりました。
昨年の今日 2007年11月14日(マルバーンタウンホール)
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クリスマスシーズンを告げる恒例のクリスマスツリー点灯式です。
メルボルン市(City of Melbourne)の主催です。今年は、残念なことにメルボルンの名物市長ジョンソー(John
So)は、顔を見せませんでした。ジョンソー市長は、2001年にメルボルン市長に当選して2期8年を務めました。しかし誠に残念なことに、ジョンソー市長は、今年11月に予定されているメルボルン市長には立候補しませんでした。2006年には、世界でNo1の市長に選ばれたこともある人気市長です。市役所職員には厳しい面もありましたが、大きな落ち度もなく、3期目も立候補した場合には、間違いなく当選していたと考えられます。2008年10月1日、ジョン市長は突然、声明を出しました。『誰も110%の力で市長を永遠に続けることは出来ない。』メルボルン市の150年以上に渡る市政で最も長く務めた名市長が今月、去って行きます。
クリスマスツリーの起源は、ゲルマン民族に始まります。キリスト教以前の北欧に住むゲルマン民族に聖なる木を重視する風習がありました。そこにキリスト教が入ってきて土着の風習と混合されてクリスマスツリーが出来上がっています。1600年代には、ドイツの各地からヨーロッパへ広まっています。イギリスでクリスマスツリーが伝わったのは、メルボルンが成立した1840年ころです。
アルバートパークで知られるアルバート公(ビクトリア女王の夫君)は、子どもの頃にはクリスマスツリーは無かったと文章に書いています。
That's Melbourne
従って初期の時代のメルボルン(1835年から1850年頃まで)にはクリスマスツリーは無かったと考えられます。
英国へ伝わった直ぐ後の1840年代にクリスマスツリーは、アメリカへも伝来しています。
メルボルンへの伝来は、ゴールドラッシュの1850年代と考えられます。
日本へは、1860年代に伝わっています。
今ではクリスマスには欠かせないクリスマスツリーですが、それほど古いものではないことが判ります。
クリスマスツリー点灯セレモニー
2007
2006
シティ・スクエアトップ
クリスマスツリーの一番高い部分についている星は、ベツレヘムの星(Star
of Bethlehem)です。これは救世主イエスキリストが生まれる際に輝いた星で、東方の三博士をキリスト生誕の場所に導く星です。
もともとがゲルマン民族の土着の信仰に由来したものなので、ベツレヘムの星にしても決まりがあるわけではありません。
それぞれで好きな風に飾ってOKです。
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