2008年3月17日(月)18時半
セントパトリックデー St Patrick's Day
パグマホーンズ Pagg Mahones
アイリッシュパブ Irish Pub
Elgin Street Carlton メルボルン Melbourne
この場所の地図
Google Map
メルボルンは、もう秋の時期なんですが、遅くやってきた真夏の天候が続いています。今日も完全な快晴の一日で、気温も35度くらいまで上がりました。今週いっぱいこの天候が続きそうです。
昨年の今日2007年3月16日(メルボルン F1 グランプリ予選 )
メルボルンに数あるアイリッシュパブには、緑色の服を着た人々が続々と集まります。
YourBars
3月17日は、カトリックキリスト教のセントパトリックの日です。セントパトリックは、アイルランドの守り神(Patron
Saint)で、シンボルカラーは、緑です。
アイルランド共和国(首都ダブリン)のナショナルカラーもまた緑です。
アイルランドでは、祝日となっていますが、ビクトリア州や豪州では祝日ではありません。
メルボルンは、1835年に植民が始まりましたが、アイルランド人(アイリッシュ)の割合が圧倒的に多く、そのためカトリックの総本山であるカテドラルは、セントパトリック教会と名づけられました。
セントパトリックデーには、シンボルカラーの緑色の服を着てアイリッシュパブに集まるのが伝統です。
アイルランド共和国の国旗
セントパトリック大聖堂
アイルランドは、紀元前3世紀ころから、ヨーロッパから渡来したケルト人が住むようになっていました。隣のブリテン島(英国)には、ローマ軍が進軍しましたが、アイルランドには侵攻していませが、ローマの影響下に入っています。セントパトリックは、5世紀にカトリック教をアイルランドに布教した功績でローマ法王によって聖人に列せられています。
12世紀ころからイギリスの軍事的影響が強まり、イングランド王の支配下に入るようになりました。17世紀には、英国の植民地となっています。
1840年ころからジャガイモ飢饉と呼ばれる飢饉が続き、ヨーロッパ、英国、そしてメルボルンにも多くのアイルランド人が移民してきています。ゴールドラッシュ時代のメルボルンへの移民は、他の国が男性の単身での移民が多かったのですが、アイルランドからは夫婦や家族での移民が多いのが特徴です。(移民博物館資料)
1905年には、シンフェイン党が設立され、独立を掲げるようになります。1949年に独立してイギリス連邦を離れ、アイルランド共和国となっています。
しかしながら北アイルランド6州は、アイルランド共和国には加わらず、英国領として留まっています。
北アイルランド(首都ベルファスト)には、親英国派プロテスタントと独立派カトリックとで長い間の対立が続いています。
メルボルンのアイリッシュパブ
ブリディ・オライリーズ
ブリディオライリーズサウスヤラ店
パグマホーンハードウェア通り店
Pugg Mahones Irish Pub
171-175 Elgin St
Carlton 3053 VIC
Phone: (03) 9347 0202
パグマホーンは、カールトンのライゴンストリートの北の外れElgin通りにあります。
このページのトップへ
|