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イーストメルボルントップ

Queen Bess Row

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2008年11月3日(月)
Queen Bess Row
ホッサム通り Hotham Street
イーストメルボルン
East Melbourne
メルボルン Melbourne
この場所の地図 Google Map

イーストメルボルンの落ち着いた平屋建ての住宅の中で、ビクトリア時代の邸宅風アパートQueen Bess Rowは、ひときわ目立つ建物です。集合アパートとしては、オーストラリアで最初の建築物です。

昨年の今日 2007年11月3日(ビクトリアンダービー

Canon EOS 40D シャッター速度 1/100 秒  絞り数値 F7.1 測光方式 評価測光 ISO感度 100 画質圧縮率 RAW

今日の為替レート:1A$=67.51円

 イーストメルボルンは、メルボルンが出来た当初からある古い住宅街です。しかしほとんどが1階建の平屋住宅です。
その中では、Queen Bess Rowの3階建のアパートは、非常に目を引きます。
1軒の大きな建築物に見えますが、トップ画像を良く見るとわかりますが、中央部とその両側にある対称の建物の3つの建築物です。もちろんひとつの建築物に見えるように意識的に調和を取ってあります。

右奥への通りは、Simpson Street.

Queen Bess Row

住所:72-76 Hotham Street
EAST MELBOURNE
建築様式:Queen Ann
建築年:1886−1887年
建築期:ビクトリアン
建築家:Tappin, Gilbert & Dennehy
用途:アパート住宅
階層:4階
Walking Melbourne

メルボルンには、クイーンアン様式のたてものは、いくつかありますが、Queen Bess Rowは、英国の有名建築家Richard Norman Shaw(1831−1912)が得意としたクイーンアン様式を完全に踏まえた作品です。その後、20年に渡ってメルボルンの建築様式に大きな影響を与えた名建築物です。

 建物の各部分に細かい装飾が施されていますが、特に正面のファサードは素晴らしい出来です。
建物中央部のアーチ状のエントランスが上部階にも繰り返されています。各階の正面側には、アーケード廊下が渡っています。球傾斜の屋根、屋根窓や、煙突、赤レンガ、なども建物の外観にインパクトを与えています。

メルボルンの主なクイーンアン様式建築物
1888ビル 
QV女性センター  
アルストンビル 
Sir Charles Hotham Hotel


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当初は、3軒の住宅でしたが、その後は、1家族の所有となっていました。現在は、また3個の住宅となっています。

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