メルボルンシティ案内

ラッセル通り

チャイナタウン

<Exford Hotel >

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Exford Hotel2006年9月29日(金)へ
18時30分
エクスフォードホテル Exford Hotel
チャイナタウン China Town
リトルバーク通り Little Bourke Street Melway 1B- Q7
この場所の地図 Google Map
ラッセル通りの地図 Googole Map

今日も一日安定したいい天気でした。特に寒くもなく風もなく穏やかないい天気でした。メルボルンの街は明日のフッティ、オーストラリアンルールフットボールで異様に盛り上がってます。
シドニースワンズウェストコーストイーグルスです。決勝は明日の午後、MCGです。街には遠くパースからやってきたイーグルスファンの黄色のシャツ、マフラー、旗で埋まってました。少なくとも観客数はイーグルスが圧倒的に優勢です。


Exford HotelExford Hotelは、チャイナタウンの入り口にあります。リトルバーク通りとRussell 通りの交差点です。鳥居の隣と言ったほうが判りやすいでしょう。何度か中華街に来たことがある人ならばこのボトルショップ (Bottle Shop)に見覚えがあると思います。ボトルショップとはメルボルンでは酒屋さんのことをいいます。チャイナタウンはBYO(酒は、自分で持ち込んで良いシステム)というありがたい方式の店がたくさんあります。従ってお客はボトルショップでお酒を買ってからレストランに行きます。
パブのボトルショップが良い点は遅くまでやっていることです。夜が遅いチャイナタウンのことなので、深夜、早朝までオープンしてます。ただ普通のボトルショップに比べて少し高いのが難点です。安いボトルショップは、ここを右手に50mほど行くとあります。その店は、$10前後の安いワインが主体で、高いワインはあまりありません。


Exford HotelExford Hotelは、めずらしく宿泊もやってます。ホテルが宿泊をやっていてめずらしいのはメルボルンならではのことです。
さてこのExford Hotelですが、外から見ると入るのがためらわれるほどの場末な感じがしています。しかし入ってみると中々のおもしろい雰囲気です。いままでいくつかのホテルのパブ、バーに行きましたが、ここも味があって面白い雰囲気です。また予想と大違いで客層は、ビジネスマンやOLさんです。飲んだくれのおやじがクダ巻いてるのかと思ってましたが健全でした。中華街の雰囲気はまったくありません。どちらかというと都会の場末のアンニュイな雰囲気が味わえる店です。ちょっと昔の新宿二丁目、ゴールデン街あたりの雰囲気でしょうか。もちろんこっちの方が本格的なのは言うまでもありません。

Exford Hotelこのビルは、1856年の建築です。メルボルンのゴールドラッシュがたけなわの頃です。この街がチャイナタウンとして活況を呈し始めた頃に、立てられたわけです。1856年といえば明治維新の10年ほど前の江戸末期、ハリスが下田に米国総領事館を建てた翌年です。調度品なども非常に古い物ばかりです。このバーが老舗どころではない雰囲気が漂っているのもそのはずです。メルボルンの歴史を背負ってきていると言っても過言ではないパブなのです。
江戸の頃に立てられたビルのバーでバーボンジャックダニエル (Jack Daniel's)を飲むのもおつなものでしょう。

The Age

Exford Hotel煉瓦むき出しの壁、古い形式の暖炉、独特の模様のステンドガラスの窓、もしかすると50年以上の歴史のあるビリヤード台など注意深く見ていけば、単なる古臭い店ではないのがわかるでしょう。画面には映ってませんが、手前側には年代物のジュークボックスがあります。どんな曲が入っているのか聞いてみたいものです。

Melbourne Pub

最近紹介したホテル形式のパブは、全てこのラッセル通り(Russell Street)にあります。

Duke of Wellington

Portland Hotel

Exford Hotel天井の飾りもまたかなりユニークです。
ひとりで飲んでいるおじさんもいますが、じっくりと飲むにはいい場所です。

Exford Hotelは、宿泊をやっているといってもバックパッカーです。都心にあるので、便利です。バックパッカーとしてどうなのかは今度、調べてみます。
ドミトリー(4人、8人) $20
二人部屋 $24
ツインルーム $58(ひと部屋で)
Backpackers com

Exford Hotel 公式Web


Exford Hotelこんな歴史があり、洒落たバーがどこにでもある。これがメルボルンの魅力です。
金曜の夜は、チャイナタウンの入り口のExford Hotelのバーでまずは乾杯。

ここは週7日、朝7時までオープンしています。
遅くなったらここで朝まで飲み明かしましょう。

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